
また、世界各地で拉致、監禁されている人々―司祭、修道者、信者たち―の解放を改めて訴えられた。さらに、台風による洪水で多くの犠牲者を出したフィリピンのミンダナオ島に思いを向け、苦しむ被災地の人々に連帯を示し、祈り続けることを約束された。
降誕祭を前に、聖ペトロ広場のオベリスクの近くに飾られたプレゼピオ(イエスの降誕の場面を再現した馬小屋の模型)の前で立ち止まられ、沈黙のうちに祈りながら「愛と謙遜と優しさをもって私たちのもとにおいでになるイエスの降誕の神秘を観想するように」と巡礼者たちに願われた。
教皇は、24日午後9時半から、「主の降誕」を祝う深夜ミサをバチカンの聖ペトロ大聖堂で行われ、主の降誕の当日25日の正午に、聖ペトロ大聖堂の中央バルコニーからクリスマス・メッセージと、ローマと世界に向けた祝福「ウルビ・エト・オルビ」をおくられる。
(聖ペトロ広場のオベリスクの近くには、毎年のように、クリスマス伝統のツリーとプレゼピオが飾られている。今年のツリーは、ポーランドから贈られた28メートルのオウシュウ・トウヒで、イタリア各地の小児科病院に通院・入院中の子どもたちとその両親たちが手がけた飾り玉や星で飾られ、ツリーの隣のプレゼピオは、今年は南イタリア・アヴェリーノのモンテヴェルジネ修道院から寄贈された。ナポリのプレセピオの伝統にのっとった重厚で生き生きとした表現で、聖家族を中心に7つのいつくしみの業が繰り広げられている。)
(バチカン放送の日本語文をもとに「カトリック・あい」が編集しました)