武装組織に誘拐されていたインド人神父が1年半ぶり解放

 (2017.9.18 CJC)UCAN通信などによると、武装組織に誘拐されていたインド人カトリック司祭のトーマス・ウズナリル神父(57=サレジオ会)が9月12日解放され、現在はローマのサレジオ会本部に保護されていることがまでに明らかになった。

 ウズナリル神父は2016年3月4日、武装した4人のテロリストが、イエメン南部の都市アデンにある、マザー・テレサ創設の『神の愛の宣教者会』が運営する老人ホームを襲撃した際に誘拐された。4人は、インド人修道女4人、イエメン人スタッフ2人、ホームに入居していた高齢者8人、警備員1人を殺害した。

 この5月には、助けを求める神父の動画がネット上に公開された。神父は「健康状態は急速に悪化しており、早く入院する必要がある」と述べていた。

 アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン、イエメンの3カ国の教会を統括する使徒座代理区長ポール・ヒンダー司教は声明で、「ウズナリル神父は解放のために尽力してくれたすべての人、無事に解放されるように途切れることなく祈ってくれた世界中のすべての人に感謝しています。より詳しい情報は、今後可能な限り明らかにされよう」と述べた。

 『神の愛の宣教者会』総長のシスター・メアリー・プレマは、「すべての栄光を神に帰し、神父解放のために祈り、たゆまず働き掛けてくださったすべての方々に感謝する」と語った。同会では、創立者マザー・テレサの墓の上にウズナリル神父の写真を置き、毎日解放のために祈っていたという。□

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2017年9月20日