(2023.12.10 バチカン放送)
教皇フランシスコは10日の正午の祈りで、この日、採択75周年を迎えた国連・世界人権宣言に触れ、「これは、”マスタープラン”のようなもの。これまで沢山の対策が講じられてきましたが、まだまだ多くのことを行う必要がありす」とされた。
そして、「残念なことに、時には後退していることもあります。人権への取り組みに、決して終わりはありません!」と強調。「日々の生活の現実の中で、人権を守るために働き、闘うすべての人々の側に、私はいます」と語られた。
また、人権が蹂躙され、戦火に苦しむ人々のために祈り続けるように求められた。
降誕祭が近づいている今、「神の助けをもって、平和への具体的な歩みは可能でしょうか」と問いかけられ、「紛争によっては深い歴史的な背景があるため、平和への道のりは決して容易ではありませんが、平和的共存のために賢明さと忍耐をもって働いた人々の証しを忘れないように」と語られた。
さらに、「これらの人々の模範に倣い、紛争の原因と向き合い、それをとり除くために、あらゆる努力を惜しまぬように」と訴えられ、最後に、苦しむウクライナ、パレスチナ、イスラエルのために祈ることを忘れないで欲しい、と呼びかけられた。
(編集「カトリック・あい」)