☩バチカンが着座10周年を記念して「Popecast」を発刊ー「欲しいのは平和」と教皇

Pope FrancisPope Francis  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

 「戦争の背後には武器産業の存在がある。ひどいことです」と教皇フランシスコは言われる。

 そして、「”地球の果て”から来た司教である自分が、よりによって、”第三次世界大戦”が起きている時に、世界の教会を導く教皇になるとは思っていませんでした」と言われる。さらに「 シリアは独自の道を歩むと思っていましたが、他の国々が来てしまった」と。

 「ロシア人であろうとウクライナ人であろうと、若い男性が死んでいくのを見るのはつらい。彼らは、戻ってこないのです。 それはどうにもなりません」

 ホルヘ・マリオ・ベルゴリオが教皇在位10年の記念日に、世界からの贈り物として何が欲しいと思っているか。それは疑いもなく、「平和、私たちは平和を必要としています」。

 だから、教会、世界、そして世界を統治する人々に、そして人類に、教皇が望む「3つの夢」は… 「友愛、涙、微笑み…」。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2023年3月14日