カトリック教会の典礼暦は26日、「灰の水曜日」を迎え、教皇フランシスコは水曜恒例の一般謁見のカテケーシス(教会の教えの解説)で、この日から始まる「四旬節」の意味について話された。
「四旬節」は、「灰の水曜日」から「聖土曜日」(復活祭の前日の土曜日)までの主日(日曜日)を除いた40日間を指す。教皇は「キリスト教信仰と一年の典礼の中心である復活祭へと向かう「四旬節」の歩みは、公生活前に荒れ野で40日間の祈りと断食の日々を過ごしたイエスに従うもの」とされ、キリスト者にとっての、「荒れ野」が示す精神的意味を説明された。