(2019.9.17 VaticanNews Robin Gomes)
バチカンのポール・ギャラガー外務局長は16日、ウィーンで始まった国際原子力機関(IAEA)総会で演説し、同機関の「核不拡散と核軍縮」と「原子力技術の安全で、平和利用の推進と発展」への努力と貢献を支持することを強調した。
演説で外務局長はまず、「核不拡散、核軍縮、そして核技術の平和利用という広範な目的の達成は、IAEAの戦略にかかっています」とその重要な使命を強調。IAEAが提供する原子力に関する様々な科学技術が、国連で合意したSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)達成の助けとなり、世界の包括的な発展を推進し、神からいただいた創造物の管理責任をよりよく果たすことが可能になる、と期待を述べた。