ジンバブエ:反ムガベの先頭に立つ聖職者が逮捕、長期刑の恐れ(TABLET)

(2017.2.2 Tablet  ローズ・ギャンブル)

 ジンバブエで拡大するムガベ大統領に対する抗議活動の先頭に立っていた聖職者が逮捕され、政権の転覆をはかった罪で最長20年の刑に処せれられる事態に直面している。エバン・マワリレ師は、昨年7月の市民の抗議活動のリーダーになっていたが、2月1日、米国から帰国したところをハラレ空港で逮捕された。

 逮捕容疑には、米国に向かうまでに行ったデモのほか、昨年8月のニューヨークの国連本部前で国連総会に向けたデモも対象になっている。彼は逮捕後、空港内の留置場で一夜を過ごしたが、いつ法廷に立つのか分かっていない。

 マワリレは長年、ムガベが率いるジンバブエ・アフリカ国民連盟・愛国戦線党に対する組織的な批判を続ける国民的な英雄だ。昨年7月にも逮捕されたが、その時には裁判所の外に数百人の支持者が集まり、裁判が行われている間、ずっと祈り続け、釈放され、その後、米国に移ることを余儀なくされていた。

 裁判を受けて、ジンバブエのカトリック司教協議会はプロテスタントの諸団体とともに声明を出し、ムガベ政権に対して「弱い人々を代弁する」聖職者に対する脅迫、逮捕を止めるよう訴えるとともに、カトリック、プロテスタント両教会に対して、ジンバブエに憲法で認められた権利が尊重され、平和と繁栄が実現するまで祈り、正義に反する諸制度に反対の声を上げ続けるように求めていた。

“The Tablet: The International Catholic News Weekly. Reproduced with permission of the Publisher” and that you quote our website address http://www.thetablet.co.uk

 

 

 

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2017年2月4日