・ロシアとウクライナも一時停戦で合意-正教会の復活祭に合わせ11日からの週末

正教会の教会内に、オレンジ色のビニールで包まれたお菓子が積み上げられている。その上に、長いひげを蓄えて伝統的な法衣を着たエピファニー1世が、はけで聖水を振りまいている。その後ろに、迷彩柄の軍服を着た兵士たちが並んでいる。背景には正教会特有の絵画「イコン」も見える

画像説明,ウクライナ正教会のエピファニー首座主教(手前)が、最前線で戦うウクライナ兵に届けられる復活祭のケーキを祝福した(9日、キーウReuters

(2026.4.10 カトリック・あい)

 英国営放送BBCなど世界の報道機関が10日報じたところによると、ロシアとウクライナは9日、正教会の復活祭に合わせた停戦に合意した。

 ロシアのプーチン大統領は、今週末にロシア軍に対し「全方向で」停戦するよう命じた、と述べた。これに対し、ゼレンスキー大統領は即座にXに投稿し、「ウクライナは、”対称的な措置”を取る用意がある」と表明。「人々には、脅威のない復活祭と、平和に向けた実質的な前進が必要だ。ロシアには、復活祭後も攻撃に戻らない機会がある」とも述べた。

 停戦については、ウクライナのゼレンスキー大統領が今週初め、米政府に対し「復活祭の週末の停戦案を第一歩としてロシアに伝えてくれるよう要請した」と述べていた。

 BBCによると、プーチン大統領は9日、「モスクワ時間の11日午後4時から復活祭当日の12日まで停戦する」と発表。「ウクライナがロシアの”模範”に従うことを期待する」と述べた。また、自軍に対し、「起こり得る敵の挑発」やいかなる「攻撃的行動」にも迎撃できるよう備えるよう命じた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2026年4月10日