・イタリアの司教団、22日の「平和のための祈りと断食の日」に参加表明

(2025.8. 21  Vatican News   Deborah Castellano Lubov)

 教皇レオ14世が20日の水曜恒例一般謁見で、ウクライナ、ガザなど戦争に苦しむすべての地域で「武装解除と非武装の平和」が実現するために、8月22日(天の元后マリアの日)を祈りと断食で心を合わせる日とすることを発表、世界の信者たちに参加を呼びかけられたが、イタリア全土の教会がこれに参加することになった。

 ローマ大司教代理のバルド・レイナ枢機卿は21日の声明で、ローマ大司教区はこの教皇の呼びかけに賛同し、すべての信徒の参加を求めるよう求めた。またイタリア司教協議会会長のマッテオ・ズッピ枢機卿(ボローニア大司教)も、教皇の呼びかけに倣うことを表明した。

 レイナ枢機卿は声明で「紛争と暴力に満ちた今の時代に、私たちは、苦しむ人々の涙、罪のない人々の痛み、正義と和解を望むすべての人の希望を、聖母マリアに信頼して委ねます。私はすべての共同体、教区、家族、そして個々の信者に対し、この日に参加するよう呼びかけたい。断食を、簡素さと信仰をもって実践し、祈りで養われるものとし、私たちの団結のしるしとなり、平和の捧げ物となるように」と呼びかけ、「平和の君である主が、私たちを諸民族の調和と希望の建設者としてくださいますように。そして、教会がこの日に特に記念する平和の女王マリアが、私たちをとりなし、人類が和解と一致への旅路を歩むよう伴ってくださるように」と祈願した。

 また、ズッピ枢機卿も21日、「私たちは聖父の心からの呼びかけに賛同します。暴力、憎しみ、死の状況が継続していることは、私たちに武装しない平和、武装解除する平和のための祈りを強化するよう迫っている。平和の女王である聖母マリアに、すべての民から戦争の恐怖を取り除き、政治的・外交的責任を負う人々の心を照らすよう懇願します」と述べた。さらに、「平和は精神的なユートピアではない。それは謙虚な道であり、忍耐と勇気、聴き合いと行動で織り成される日々の小さな行為から成るものです。そして、今日ほど、私たちの警戒心と創造的なあり方が求められている時はありません」と強調した。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

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2025年8月22日