(2025.8.22 Vatican News Valerio Palombaro)
- 教皇レオ14世の「平和のための祈りと断食の日」の呼びかけに応えて、イタリア司教協議会会長のマッテオ・ズッピ枢機卿は、「武装せず、武装を解く平和」のための熱心な祈りを、イタリア全土の信者たちに呼びかけた。同国の多くの教区と修道会なども、これを受けて具体的な行動を起こし、例えばローマ教区は、22日午後、ラテラノ大聖堂でミサを司式するバルド・レイナ大司教の書簡を通じて、「すべての共同体、教区、家族、そして個々の信者」に対し、断食を「私たちの連帯のしるしであり、平和の捧げ物」として行うよう呼びかけた。 スペイン司教協議会も声明で、教皇の呼びかけを受け入れたと発表し、8日に会長のルイス・アルゲロ大司教が司教たちに宛てた書簡を引用し、「平和のための祈りと態度を強化するよう」呼びかけ、テンアメリカ・カリブ司教協議会会長のハイメ・スペンガー枢機卿も、「この教皇の呼びかけを、私たちの教区の教会共同体、宗教団体、教会運動、司牧グループが広く共有し、世界の教会の心から平和の叫びが一つになって響き渡るよう、願います」と全信者に呼びかけた。
特に注目すべき動きは、イエメンを含む地域を管轄する南アラビア使徒座管区からの信者への呼びかけだ。イエメンでは、10年以上にわたり「忘れられた」内戦が続いている。「断食と祈りを通じて、平和の女王である聖母マリアに、特に近隣の聖地における平和のため、そしてこの紛争を含むすべての紛争で苦しむ人々への慰めのため、御子に執り成しを願います」と、使徒座代理のパオロ・マルティネッリは述べた。
ガザでのイスラエル軍の攻撃が続く聖地の管理者フランチェスコ・イェルポ神父は、フランシスコ会の修道士たち宛ての書簡で、「平和は、紛争と希望に満ちた聖地において、特に長く待ち望まれ、深く望まれている賜物… 世界が、この悲劇を傍観せず、和平の実現、国際法の順守、市民、人道支援関係者、ジャーナリストの安全確保に行動を起こすよう、祈りましょう」と述べた。
アジアでは、パキスタン・パンジャブ州ラホール郊外のバヒ・フェルにある「聖母マリア・アンジェリカ教会」のカプチン会修道士で主任司祭のカイサル・フェロズ神父が、修道女、成人、子供たちと共に祈りの集いと平和のための断食を組織した。カンボジアでは、プノンペン教区使徒代理のオリヴィエ・シュミットハウザー司教の出席の下、祈りが捧げられた。内戦に荒廃したミャンマーでは、家族や避難民の小さなグループが、平和を願う心からの祈りを捧げた。一日中、小さな信者のグループがヤンゴンの聖マリア大聖堂を訪れた。
- (カトリック・あい)なお、日本の教会は、中央協議会のホームページに、教皇が「平和のための祈りと断食の日」への参加呼びかけをした、というニュースを載せたのみで、日本の司教団としての、特別な行事も、各教区、教会共同体などへの参加呼びかけなどはしていなかった。