(2019.1.24 バチカン放送)
教皇フランシスコはパナマ到着翌日の24日午前、中米諸国のカトリック司教たちとお会いになった。
パナマ市内の聖フランシスコ教会で行われた出会いには、中央アメリカ司教事務局(SEDAC)に属するパナマ、エルサルバドル、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの各国司教が出席。教皇は「貧しく、苦しみながらも素直な信仰を持った中央アメリカの人々に、よりいっそう耳を傾け、理解し、献身的に奉仕するように」と一致した努力を促された。
そして、中米が生んだ聖人、オスカル・ロメロ大司教を模範として示された教皇は、「慈しみの業を生きるために、苦しみ、自分を完全に捧げ切るまで奉仕するよう召された、その生涯」を思い起こされ、「教会の中に、キリストは生きておられる」と強調。それゆえ「教会は傲慢で、虚栄に満ちたものではなく、謙遜で貧しい教会でなくてはならなりません」と説かれた。
(編集「カトリック・あい」)