【2017.5.7 CJC】北朝鮮は5月6日、平壌科学技術大学に勤務するキム・ハクソンという名前の米国人男性を国家に対する「敵対的行為」の容疑で拘束したと発表した。英BBC放送(日本語電子版)が報じた。北朝鮮が拘束した米国人はこれで4人となる。
北朝鮮の国営朝鮮中央通信は、「所轄の機関」がキム・ハクソンさんの容疑に関する「詳細な捜査を実施している」としたが、詳しい内容は明らかにしていない。
ロイター通信によると、自らをキリスト教の宣教師だと名乗っていたキム・ハクソンさんは「平壌科学技術大学で実験的な農業を始めるつもりだ」とインターネットに投稿していた。
北朝鮮は4月下旬に、平壌科学技術大学に教授として招聘(しょうへい)されていたキム・サンドクさんを拘束したほか、昨年には米国人学生のオットー・ワームビア受刑者と韓国系米国人のキム・ドンチョル受刑者に労働教化刑を言い渡している。平壌科学技術大学は、主に北朝鮮のエリート層の子女が教育を受ける。2010年に創設され、運営資金の大半は米国と韓国のキリスト教慈善団体が拠出している。大学では複数の外国人が教えていると見られる。□