中国政府は「地下教会」司教を認めず、と『天主教愛国会』の劉柏年前副主席(CJC)

(2017.2.20 CJC通信)中国政府公認『天主教愛国会』のアントニオ・劉柏年(リュウ・バイニアン)前副主席は、香港の英字紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』とのインタビューで、地下カトリック教会の司教は「党と協働するには不適当」と語った。

 劉氏は、香港大司教のヨハネ・湯漢(トン・ホーン)枢機卿が、司教任命に関する合意は差し迫った課題と発言したことに関するもの。香港教区の英字紙『サンデー・エグザミナー』に2月11日寄稿した論文で湯枢機卿は、政府任命の司教を受け入れる代わりに、中国政府も「地下」司教を認めることになろう、と語っていた。

 劉氏は、司教任命に関する合意にはなお至っておらず、「中国とバチカンの間の対話の将来」に関わっている、と述べた。□

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(関連)毛沢東出生の地でキリスト教テーマパークの建設中止

【CJC】中国専門メディア『レコード・チャイナ』が2月14日、仏国際放送『ラジオ・フランス・アンテルナショナル』(中国語電子版)によるとして報じるところでは、中国の最高権力者だった故・毛沢東主席の出身地である湖南省長沙市政府がこのほど、キリスト教のテーマパーク建設の中止を発表した。

 中国のネット上で「神聖な場所である湖南省に、宗教が入り乱れるのは容認できない」などと批判が強まったためと見られている。

 計画では長沙市星沙生態公園内に、華中地方では最大のキリスト教テーマパークが作られる予定で、湖南省キリスト教協会によると、教会やキリスト教の教育機関を複数開設する計画だった。敷地内には多くのキリスト教の「受洗」用の池が設けられ、今年6月にオープンする計画だった。これに対して、ネット上では「政府は宗教思想の浸透に加担すべきではない」「国の安全にとって脅威になる」「毛沢東の出生地に宗教が入り乱れるのは容認できない」などの批判が噴出していた。

 長沙市政府はすでに、市の公式ホームページに掲載していたキリスト教テーマパークに関するページを削除している

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2017年2月21日