コンゴ全土で反大統領派弾圧、各地の教会に催涙弾(CJC)

 【2017.1.1 CJC】AFP=時事通信などが国連筋よるとして伝えるところでは、アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で12月31日、ジョゼフ・カビラ大統領退任を求めるカトリックを中心にした反大統領派の集会を治安部隊が全土で弾圧し、8人が死亡した。カトリックによる31日の抗議を察知した政府は集会を禁じたが、無視された。

 ミサのため信者が集まった各地の教会に催涙弾が撃ち込まれ、銃声が響き、逮捕者が相次いだ。キンシャサの大聖堂では、野党指導者の到着と同時に治安部隊が催涙弾を放ち、聖職者が連行される中、「カビラを倒せ」と信者が合唱した。

 カビラ大統領は2016年暮れに任期が切れたが、居座っている。17年中に選挙を行う約束は破られ、大統領選は18年12月23日に予定されている。

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2018年1月5日