(2025.4.22 Vatican News)
教皇フランシスコの逝去を受け、祈りと反省と準備の期間の始まりを告げる枢機卿会の第1回総会が22日、バチカンで開かれた。
同日朝、教皇フランシスコの冥福を祈る黙祷のひとときが、第1回枢機卿会議総会の幕開けとなった。約60名の枢機卿がこの日のためにシノドス・ホールに集まり、使徒憲章Universi Dominici Gregisに従い、枢機卿たちは厳粛に、教皇職の空位期間と新教皇の選出を規定する規範を、忠実に守ることを誓った。その後、伝統的な聖霊の呼びかけであるAdsumusが歌われた。
総会中、『Universi Dominici Gregis』の第12、13項が朗読され、空位期間中に従うべき責任と手続きの概要が説明された。また、カトリック教会のカメルレンゴであるケビン・ファレル枢機卿が、教皇フランシスコの遺言を読み上げた。また、枢機卿たちは、教皇の遺体の移送と葬儀の日程を確認した。
葬儀は26日(土)午前10時(日本時間同日午後5時)から行われ、枢機卿会の第2回総会は23日の午後遅くに予定。同日午前中は教皇の遺体がバシリカに移され、そこで安置される。27日の復活節第二主日には、伝統的な9日間の喪に服す 「Novemdiales」の一環として、聖ペトロ広場でミサが執り行われる。ピエトロ・パロリン国務長官・枢機卿が主司式を務めるこの日曜日の典礼は、Novemdialesの2回目となる。これらのミサは月曜日以降も毎日午後5時から行われ、信者は教皇の永遠の冥福のために一致団結して祈る機会を与えられる。
Universi Dominici Gregis』の規定に従い、教皇職の空位期間中、教会の統治においてカメルレンゴを補佐するため、3人の枢機卿からなる委員会が抽選で選ばれた。この3人の枢機卿は枢機卿会の3つの位階を代表し、3日ごとに交代する。こうして選ばれた3人の枢機卿の最初のグループは、ピエトロ・パロリン(司教職)、スタニスワフ・リウコ(司祭職)、ファビオ・バッジョ(助祭職)である。
ローマ現地時間の22日午後7時30分からは、聖ペトロ広場でロザリオが行われ、信者は教皇フランシスコのために祈りを捧げる。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)