
The Pope was greeted by an official welcome ceremony (@Vatican Media)
(2025.11.27 Vatican News Isabella H. de Carvalho – On the papal plane)
トルコ・レバノンを歴訪される教皇レオ14世は27日朝、ローマを出発、空路トルコに向かわれ、現地時間同日正午過ぎ(日本時間同夜)アンカラ空港に到着された。
アンカラに向かう教皇専用機内で、教皇レオ14世は80人以上の同行記者団に挨拶され、記者団からは野球用バット、宣教師時代の写真、パンプキンパイなどが贈られた。
教皇はトルコとレバノンへの使徒的訪問について、「平和と結束を促進するのが目的」と説明された。
ローマ・フィウミチーノ空港離陸から約20分後、教皇専用機の区画を仕切るカーテンの後ろから笑顔で手を振るレオ14世は「ここにいるアメリカ人の皆さん、感謝祭おめでとう!」と声をかけられ、 「祝うにふさわしい素晴らしい日です。まず最初に、バチカンと聖座、そして私個人に対して、そして世界全体に対して、あなたがたが捧げる奉仕に対して、一人ひとりにお礼を言いたい」と語られた。
続けて教皇は、「今日、世界が必要とする真実と調和を真に伝える形でメッセージが伝えられることが極めて重要です。特に今回のトルコとレバノンへの訪問は、何よりもまず、ニカイア公会議から1700年を迎えるという一致の意味を持ちます」と指摘。
教皇就任前に、アウグスチノ会の会長などとして多くの国を訪れられたが、両国への訪問は今回が教皇として初の外国訪問となる。教皇は、「キリスト教徒にとってだけでなく、平和促進という観点で全世界にとって意味を持つこの訪問を心待ちにしていた」と語られた。
「特に、私自身、教会、そしてトルコとレバノンの信者たちの存在を通じて、世界中に平和がいかに重要かを伝え、宣言し、また全ての人々が集い、より大きな一致と調和を求め、あらゆる違いや異なる宗教、異なる信仰にもかかわらず、全ての男女が真に兄弟姉妹となる道を探るよう招きたい」と抱負を語られた。
教皇はその後、機内の狭い通路を縫うように移動しながら記者一人ひとりと挨拶を交わした。握手や笑い、冗談を交わし、写真も撮った。多くの記者が贈り物を持
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参していた。感謝祭を記念したパンプキンパイや、教皇が応援するシカゴ・ホワイトソックスのスリッパとソックスが入ったキットなどだ。別の記者は野球用バットを持参した。1950年代の有名なアメリカ人選手ネリー・フォックスの家族伝来の品だ。「どうやって保安検査を通ったんですか?」と教皇は冗談を言った。ある記者は幼少期と宣教師時代の写真をコラージュした額縁を二つ献上した。
特に心温まる贈り物は、スペインのラジオ局COPEの特派員エバ・フェルナンデスからだった。彼女は教皇に、15歳のイグナシオ・ゴンサレスが書いた手紙を渡した。イグナシオは8月の「若者の聖年」に参加した後、悪性リンパ腫でバチカンの小児病院に入院している。教皇は今年の夏、ローマのトル・ヴェルガータで若者たちと会った際、信者たちにこの少年のために祈るよう呼びかけていた。その後、教皇は病院で少年とその家族を訪問した。フェルナンデス氏はまた、自身のスペイン人祖先の紋章も教皇に贈った。
別の記者は、ウクライナの戦争で苦しむ人々への支援に感謝する、ハルキウのウクライナ・ギリシャカトリック教会からの羊皮紙を教皇に手渡した。最後に、アルジェリア出身の記者と話した際、教皇は同国訪問の希望を伝えた。
*トルコ到着、エルドアン大統領と会見など予定
短い飛行の後、教皇レオは現地時間午後12時22分、トルコのアンカラに着陸した。これは教皇就任後初の使徒的巡礼の最初の訪問都市だ。教皇はエセンボーア国際空港で公式歓迎式典を受けた。首都アンカラ到着後、教皇はトルコ共和国建国の父であり初代大統領であるムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟を訪問する。
その後、エルドアン大統領と会談し、トルコ当局者、市民社会の代表者、外交団のメンバーに向けて演説を行う。この日の終わりに、教皇はアンカラからトルコ最大の都市イスタンブールへ飛行機で移動する。トルコ訪問のモットーは「一つの主、一つの信仰、一つの洗礼」であり、東西間の兄弟愛と対話の構築に重点が置かれている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)