(2024.9.7 Vatican News Francesca Merlo)
パプアニューギニア訪問中の教皇フランシスコは7日夕、首都ポートモレスビーのカリタス技術中学校の体育館で、路上生活や障害のある子供たち約800人との出会いを持たれ、「神が私たちを様々な姿で創造されたので、誰もが異なっているのです」と語られた。
イエズス聖心会のシスターたちが運営する路上生活児童保護施設は、7歳から14歳の貧しい子供たちの世話をし、彼らに基本的なニーズと教育を提供している。
またCallan Servicesは、障害のある子供と大人にサービスを提供する同国最大の組織で、国内のすべての障害のある人々のための包括的な教育とトレーニングに焦点を当て、障害者の権利と代表権の主導的な擁護者として機能している。
ポートモレスビーのジョン・リバト枢機卿の挨拶の後、イエズス聖心会の施設の子供たちが伝統的な歌と踊りを披露。その後、質問の時間となり、2人が質問した。
最初にCallan Servicesで支援を受けている人が手話で教皇に「なぜ私は他の人のように振る舞うことができないのですか?」と問い、児童保護施設にいる子供は「世界を美しい場所にするために、私たちはどのように役立つことができるでしょうか?」と尋ねた。
教皇は質問してくれた2人に感謝の言葉をかけた後で、質問に答え、まず「なぜ私は他の人のようにできないのですか?」に対しては、「私たちは誰一人として他の人と同じではありません。神の前では私たちは皆、唯一無二です!」と強調。
「一人ひとりが独自の役割と使命を与えられ、それぞれに課題と深い喜びの両方をもたらす可能性があります」とされ、「与える愛と受け取る愛に焦点を当てる」ように勧められ、「私たちの喜びは他の何にも依存しません。愛だけに依存するのです!」と念を押された。
「世界をもっと美しく、もっと幸せにするにはどうしたらよいか」という2番目の質問には、「愛が、そのための鍵です」と強調され、「毎日、神と他者を心から愛することを、学ぶことです!」と語られ、子供たちに、「学び、全力で取り組むことで成長し、向上するように」と励まされ、全ての人に、世界への希望の象徴として「愛の光を燃やし続ける」よう促された。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)