(2023.4.12 Vatican News staff reporter)
“シノドスの道”を主導するバチカンのシノドス事務局が12日、 5 大陸の専門家グループによる10 月の全世界代表司教会議(シノドス)総会の討議要綱策定の準備を始めると発表した。
一昨年10月に世界の小教区・教区レベルから始まった”シノドスの道”は昨年の各国レベルの歩みを経て、今年3月に北米・中南米、アジア、アフリカ、オセアニア、中東の各大陸レベルの会合がそれぞれ開かれ、これまでにその最終報告書が事務局に送られた。
専門家グループは、これら各大陸の最終報告書の内容を共有し、それをもとに今年と来年のそれぞれ10月に開くシノドス総会の討議要綱策定に向けた準備を行う。今回の会合は20日までを予定している。
会合出席者はオンライン出席も含めて22人で以下の通り。日本からはSr.弘田しずえ(ベリス・メルセス宣教修道女会)が出席する。
マリオ・グレック・シノドス事務局長・枢機卿、ジャン=クロード・オロリッシュ枢機卿、ルイス・マリン司教、Sr.ナタリー・ベカー、ティモシー・コステロ大司教、 ルシオ・アンドリス・ムアンデュラ司教。 ダニエル・フローレス司教。 ピエランジェロ ・セケリ師、 ピエロ・コーダ師、 トマシュ・トラフニー師、ジャコモ・コスタ神父、ダリオ・ヴィタリ神父、Sr. 広田しずえ、ジュゼッペ・ボンフラテ神父、 ミリアム・ワイレンズ教授、 アンナ・ローランズ教授、パスカーレ・ブア神父、 Sr. マリー=コルベ・ザモラ、 パオロ・フォグリッツォ氏、 ティエリー・ボナベントゥラ氏、スーザン・パスコ氏(オンライン出席)、モーリシオ・オロぺザ氏(同)。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)