(2025.11.18 Crux Fionn Shiner)
(スペイン・カディスの大聖堂=クレジット:ウィキメディア)
スペイン司教協議会(CEE)会長のルイス・アルグエロ大司教が16日、教皇レオ14世が、少年たちに性的虐待をした同国カディス・セウタのラファエル・ソルノサ司教に対する調査が行われていることをご存じで、司教の辞表を「間もなく受理される可能性がある」と述べた。
ソルノサ司教に対する調査についてアルグエロ大司教が説明したところによると、同司教は1990年代、ゲタフェ教区司祭兼神学校長在任中に14歳から21歳までの少年を性的虐待した疑いで教会法上の調査を受けている。
大司教は「現時点では、推定無罪の原則により、告発者の主張の真実性を判断するための手続きが進行中だ」とし、「教皇はこの件を承知されている。当然ながら、これは教会法に基づく対応だ。民事裁判では時効が成立しているため、これが正しい処置であると確認された」と説明。
ソルノサ司教の辞表の受理の可能性については「教皇本人からではなく別の筋から、辞表が近く受理される可能性がある、との情報を得ている… 辞任を受諾し、後任者や管理者を任命するのは教皇であり、当然、この件は教皇は報告される」と付け加えた。
また、アルグエロ大司教は、教会は「もはや世俗化されていない、脱世俗化したスペイン社会」で活動しているにもかかわらず、「最近のスペインにおける福音宣教の取り組みから得られた多くの良い成果を教皇に伝えた。例えば、今年、神学生の数が昨年より100人以上増えたことなどだ」と述べた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)
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