タイ訪問:教皇、バンコクの寺院で仏教の最高指導者と会見「互いを認め合う時に、希望の言葉を与えられる」

 また、タイの仏教界とカトリック教会との相互理解と尊重の歩みの歴史として、教皇は50年前の第17代大僧正のバチカン訪問や、1984年のヨハネ・パウロ2世のこの寺院への訪問などを想起され、こうした歩みの積み重ねが「両宗教界だけでなく、分裂や疎外の広がる今日の世界に、出会いの文化は可能であることを証ししてくれます」と言明。

 さらに、「互いの違いを認め合い、評価し合う時に、私たちは世界に希望の言葉を与えることができます」とされ、宗教が兄弟愛を保証する希望の灯台となることを願われた。

(編集「カトリック・あい」)

 

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2019年11月21日