「『いつくしみ』を傷ついた人々にもたらそう」―諸宗教関係者との出会いで

(2016.11.1  バチカン放送)

 この席で教皇は、現在カトリック教会が祝っている「いつくしみの聖年」について説明。この聖年は、「神のいつくしみを言葉だけでなく、生活の中で、他人に対する私心のない愛、兄弟愛に基づく奉仕、誠実な分かち合いといった具体的な業をもって証しするよう招いています」と話された。「いつくしみは様々な宗教・文化において親しいテーマであり、憐れみ、非暴力は本質的教えです」としたうえで、「弱い立場の人、助けを必要とする人の上に優しさと憐れみをもって身をかがめるには真に宗教的な魂が必要です」と述べられた。

 また教皇は、宗教や神の名のもとに行なわれる暴力や紛争、テロや破壊を「神を冒涜し、いつくしみのメッセージをゆがめるもの」として非難。さらに、「異なる宗教間の平和的な出会いと、真の信教の自由、共通善のための協力の必要性」を説かれた教皇は「宗教が命を育む胎として、神の優しさといつくしみを傷ついた人類にもたらすことができるように」と願われた。

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2016年11月4日