☩教皇、故安倍元首相に深い哀悼の意「日本社会が平和と非暴力の取り組みをさらに強めるように」

(2022.7.9 バチカン放送)

   教皇フランシスコは9日、銃撃を受けて亡くなった安倍晋三元首相に深い哀悼の意を表する弔電を、パロリン国務長官、ボッカルディ駐日教皇大使経由で送られた。

  この中で教皇は、安倍元首相の死去に深い悲しみを表し、元首相の遺族、元首相と親しかった人々、そして日本の国民に、心からのお悔やみを述べられるとともに、「無分別なこの事件の後、日本の社会が平和と非暴力に対するその歴史的な取り組みをより強めることができるように」と祈られた。

 教皇フランシスコは、安倍元首相と2度にわたり出会いを持たれたいる。一回目は、2014年6月にバチカンを訪問した安倍首相(当時)と会談。また、教皇が2019年11月に訪日された際、官邸を訪問し、安倍首相(当時)と会談された。この後、官邸で行われた教皇と日本の各界代表および外交団との集いで、安倍首相は教皇を迎え、挨拶を述べている。

 (※ビデオは、2019年11月23日、教皇フランシスコの日本到着時と、同11月25日、官邸での安倍首相(当時)との会談と、各界代表および外交団との集いの模様)

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2022年7月10日