Smoke billows following an Israeli strike on the Gaza Strip (AFP or licensors)
(2025.7.20 Vatican News Joseph Tulloch)
教皇レオ14世は20日の夏の離宮、カステル・ガンドルフォでの正午の祈りに続けて、イスラエル軍によるガザ地区の聖家族カトリック教会への爆撃に改めて深い悲しみを表明。殺害された3人を悼むとともに、「今回の攻撃はガザの人々と礼拝所に対する継続的な攻撃のほんの一つに過ぎない」と非難、イスラエルによる同地区での{蛮行の即時停止」を強く求められた。
17日朝の聖家族教会への爆撃では、そこに避難していた約600人のガザ住民のうち3人が死亡、教区司祭ガブリエル・ロマネリ神父を含む数人が負傷した。
教皇は20日の正午の祈りに続けて、爆撃の犠牲となった3人の名前を挙げ、彼らとその家族を「身近に感じている」と心からの同情を示された。そして、今回の攻撃は「ガザ地区の民間人と礼拝所に対する継続的な軍事攻撃の一つに過ぎない」と非難。
「戦争の蛮行の即時停止」と「紛争の平和的解決」を訴えるとともに、世界の指導者たちに、人道法を遵守し、民間人を保護する義務を尊重することが緊急に求められていること、「集団懲罰、無差別な武力行使、そして住民の強制的な避難の禁止」を強く求められた。
また、教皇は、ガザ地区を含む中東の「愛する」キリスト教共同体に、「この悲劇的な状況に直面して、強い無力感を覚えていること」に理解を示しつつ、「皆さんは教皇と全教会の心の中にいます」と励まされた。
教皇はまた、この日の正午の祈りに先立ち、アルバーノでのミサを終えて離宮に戻る途中、記者団に対し、「平和のために祈り、すべての関係者が交渉のテーブルに着き、対話し、武器を捨てるよう説得する」必要性を強調。「世界はもはや耐えられない… あまりにも多くの紛争、あまりにも多くの戦争が起きている」とされた。
また、18日のネタニヤフ首相との電話会談について、「ガザの民間人が痛ましい代償」をこれ以上払い続けないよう、「紛争終結に向けた新たな取り組みを求め、促し… あらゆる宗教の聖地を守る必要性を強く訴えました」と述べ、「人々と聖地を尊重し、あらゆる暴力と憎悪を捨て去るよう努めなければなりません」と改めて訴えられた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)