☩「罪人には、いつも回心の機会と救いの希望がある」年間第26主日の正午の祈りで

Pope Francis leads the Angelus from his window overlooking St. Peter's SquarePope Francis leads the Angelus from his window overlooking St. Peter’s Square 

 一方、兄は、心から「いやです」と言ったものの、後で考え直してぶどう園に出かけ、働いた。「彼の振る舞いは完璧ではないが、誠実です。消極的な態度を示しながらも、自分の行動で責任を果たしました。最終的には自分自身に問いかけ、間違っていたことを理解し、自分の歩みをやり直した。 彼は罪人だとは言えますが、堕落していません。 救いの希望があります」と語られた。

 また、教皇は、「罪人には救いの希望が常にありますが、腐敗した人々にとって、救いの希望を持つことは、ずっと難しい。そうした人々は、『偽りのイエス』、エレガントだが偽善的な見せかけ、そして偽りの振る舞いは『ゴムの壁』のようなもので、その壁の後ろで社会から身を隠しているのです」と指摘された。

 教皇は続けて、正直で心の広い人生を送る難しさを痛感している信者たちに対して、「自分は、主の御心に身を捧げているかどうか」を自問するよう勧められ、さらに 次のように問いかけられた。

 「たとえお金がかかっても、毎日『はい』と言えるだろうか? 自分が失敗したとき、自分の困難、自分の失敗、自分の弱さについて、神の前に誠実に振る舞えるだろうか? 過ちを犯したとき、悔い改め、自分の歩みをやり直す意欲があるだろうか? それとも、すべてが大丈夫なふりをして、善良で正しく見えることだけを考え、仮面をかぶって人生をおくるだろうか? そもそも、自分は罪人なのだろうか?自分の中に腐敗したものがあるだろうか?」。

 最後に、教皇は、「 聖性の鏡であるマリアが、私たちが誠実なキリスト教徒になれるように助けてくださいますように」と祈られた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

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2023年10月1日