☩「私たちは希望を失ってはならない、戦争と武器の支配に屈してはならない」教皇、聖母被昇天の祝日の正午の祈りで

(2025.8.15 Vatican News  Kielce Gussi)

    教皇レオ14世は15日、夏の離宮、カステル・ガンドルフォでの聖母被昇天の祝日の正午の祈りに続いて、マリアが数世紀にわたって人々に希望を与えてきた役割について考察され、「暴力の中でも希望を失わないよう二」と信者たちに呼びかけられた。

 世界平和のための祈りを聖母マリアの取り次ぎに委ねられた教皇は、マリアは「時代を超えて、メッセージや出現を通じて、困っている人々への近さを示してきました。そして今、(戦乱と暴力の続く世界で)子供たち、特に小さな者たちと弱い者たちが苦しめられている悪のために苦悩しています」と語られた。

 世界が経験した最も血なまぐさい戦争である第二次世界大戦の悲劇から間もない1950年に、ピウス12世教皇は聖母被昇天の教義を宣言され、「マリアの栄光ある模範を省察するすべての人々が、人間の生命の価値をますます確信するようになる理由がある。世界が、戦争による人間の命の虐殺を二度と目撃しないことを願っています」と述べておられる。

 この言葉は、今日でも依然として生きていることを強調された教皇は、「私たちは、世界中で広がる戦争と暴力の拡大に対し、無力感を抱かざるを得ません。その暴力は、人間のあらゆる苦しみにいっそう耳を塞がせ、無感覚にしている」とされたうえで、「私たちは希望を失ってはならない。神は、人間の罪や直面する暴力よりも偉大です… 私たちは、マリアと共に、『神は、私たちを助けてくださっている』ことを知っているからこそ、戦争と武器の支配に屈してはならない… 神の慈しみを通じてのみ、平和の道を再発見できるのです」と強調された。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2025年8月16日