☩「私たちは、戦争の恐ろしい影響から民間人を守る道義的義務を負っている」教皇、復活節第二主日の正午の祈りで

Devastation caused by the war in LebanonDevastation caused by the war in Lebanon  (AFP or licensors)
(2026.4.12 Vatican News  Edoardo Giribaldi) 
   教皇レオ14世は復活節第二主日の12日の正午の祈りに続いて、明日13日から始まるアフリカ訪問に関連して3年が経過したスーダン内戦を取り上げ、「この”同胞殺し”の戦争をできるだけ早く終わらせるように」と改めて訴えられた。
 続いて、ユリウス暦に従って復活祭を祝う東方教会に平和の祈りを捧げ、「ウクライナとレバノンの人々を忘れないように」と信者たちに呼びかけられた。

 「すべての人の良心に刻まれ、国際法でも認められている人道原則は、戦争の恐ろしい影響から民間人を守る、という道徳的義務を伴います」。

 

*ウクライナ戦争の悲劇に注視

 教皇は、「復活された主への信仰の交わり」の中で、今日ユリウス暦に従って復活祭を祝う東方教会に対し、平和への願いを表明。戦争によって苦しむ人々、とりわけ「愛するウクライナの人々」のために祈られた。

 「キリストの光が、苦しむ心に慰めをもたらし、平和への希望を強めてくれますように。国際社会がこの戦争の悲劇に対する関心を、決して緩めることがありませんように!」

*レバノンの痛み、恐怖、そして希望

 続けて、欧州から中東へと目を向けられた教皇は、レバノンの「愛すべき」人々が経験している「悲しみと恐怖の日々」について、また「神への揺るぎない希望」についても言及。

 「私は紛争当事者に対し、停戦を宣言し、早急に平和的解決を模索するよう呼びかけます」とされた。

 

 

*「スーダン国民はどれほど苦しんでいることか」

  教皇は次に視線をアフリカに向けられ、15日がスーダンにおける「血なまぐさい」紛争の開始から3年目を迎えることを注視し、「スーダン国民は、この非人道的な悲劇の無実の犠牲者として、どれほど苦しんでいることか!」と深い悲しみを表明。

 この国の紛争当事者に対し、武器を置き、「いかなる前提条件もなしに、この同胞殺しの戦争を一日も早く終わらせることを目指した誠実な対話を始めるように」と改めて呼びかけられた。

*使徒的旅路への祈り

 最後に教皇は、明日13日に始まるアルジェリア、カメルーン、アンゴラ、赤道ギニア4カ国を巡るアフリカ訪問のために、共に祈ってくれるよう信者たちに求められた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2026年4月12日