(2026.3.1 Vatican News Devin Watkins)
米国とイスラエルがイランを空爆し、これにイランが反撃するなど、中東地域で緊張が高まる中、教皇レオ14世は1日の正午の祈りで、深い懸念を表明されるとともに、関係国に対して、「平和を求める道義的責任」を果たすよう訴えられた。
教皇は、「安定と平和は相互の脅威や、破壊と苦痛と死をもたらす兵器によって築かれるものではありません。合理的で真摯かつ責任ある対話によってのみ築かれるのです」と強調。「暴力が制御不能にエスカレートした場合に甚大な悲劇が引き起こされる」と警告された。
そして、「計り知れない規模の悲劇が起きる可能性に直面する中で、関係諸国に対し、『暴力の連鎖が修復不可能な深みにはまる前に止める』という道義的責任を果たすよう、心からの訴えをかける」と述べて関係国が平和を求める対話に戻ることを祈られ、さらに「外交がその役割を取り戻し、正義に基づく平和的共存を望む人々の利益が促進されますように。平和のために祈り続けましょう」と信者たちに呼びかけられた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)