Fighting between Thailand and Cambodia spreads along contested border
(2025.12.10 Vatican News)
教皇レオ14世は10日の水曜一般謁見で、タイとカンボジアの国境で紛争が再燃していることを取り上げ、当事者たちに対し「直ちに停戦し、対話を再開するよう」求められた。そして、全ての犠牲者のために祈りを捧げられた。
両国国境では、紛争が長引き、最近の衝突では民間人を含む死傷者が出、数千人が自宅を離れることを余儀なくされている。
教皇は、現地から届く報告に「深い悲しみ」を表明され、「タイとカンボジアの国境沿いで紛争が再燃したという知らせに深く悲しんでいます。民間人を含む犠牲者が出ており、数千人が家を離れることを余儀なくされています。これらの尊い人々に祈りを捧げ、心から寄り添います」と述べられた。
数十年にわたる国境紛争では、特に文化的価値の高い寺院跡地周辺など、係争中の地域で、断続的に銃撃戦が繰り返されてきた。仲裁や地域外交による国境安定化の試みがあったものの、停戦はしばしば脆弱であり、地域住民が度々巻き込まれる結果となっている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)