(イスラエルの攻撃で殺された家族の遺体を前に悲しみとやり場のない怒り… =ガザ市のアル・シファ病院で)
(2025.5.28 バチカンニュース Christpher Wells)
教皇レオ14世は28日の水曜恒例一般謁見の終わりに、、ウクライナにおける平和のためのアピールを繰り返されるとともに、ガザにおける停戦を、人質の解放と子どもたちを守るための新たな努力とともに呼びかけられた。
教皇、瀕死の状態のガザ地区について、すべての人質の解放とともに、即時停戦、そして人道上の完全な尊重を訴え、「ガザ地区からは、子どもの遺体を抱きしめ、わずかな食料と水、そして砲撃から逃れるより安全な避難場所を求めて移動を余儀なくされている母親や父親の叫び声が、これまで以上に強く天に向かって上がっています」と述べた。
この教皇の訴えは、ガザの配給施設で食糧援助を受けようとした50人近くが負傷した翌日に行われた。 2週間前、イスラエル軍は、2023年10月のパレスチナ武装勢力によるイスラエルへの攻撃以来、戦争状態にあるこの地域で、新たな大規模攻撃を開始している。
教皇は、ウクライナについても早急な平和実現を訴え、「民間人やインフラに対する新たな深刻な攻撃の影響を受けているウクライナの人々 」に強い思いを寄せられた。
ウクライナはここ数日、主に民間人を狙ったロシアの無人機やミサイルの猛攻撃を受けている。 ウクライナの都市に対する空襲は、ロシアが2022年に本格的な侵攻を開始して以来、最大規模となっている。
教皇はこれに対し、「戦争を止め、対話と平和のためのあらゆるイニシアチブを支援するよう 」に、世界の首脳たちに改めて呼びかけ、「私は、すべての犠牲者、特にこ子供たちと家族のために、寄り添い、祈ることを誓います」と述べた。 また、「ウクライナの平和と、戦争によって苦しんでいる人々のために祈るよう に」と、世界のすべての人に呼びかけた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)