Pope Leo XIV during his Sunday Angelus address (@VATICAN MEDIA )
-
(2025.7.6 Vatican News Francesca Merlo)
教皇レオ14世は6日、年間第17主日の正午の祈りに先立つ説教で、この日のミサで読まれたルカ福音書(10章1-12節、 17-20節)のイエスの福音宣教への普遍的な呼びかけについて考察され、信者たちに「日々の生活の中で福音の献身的な証人となるように」と促された。
説教で教皇は、この日読まれたルカ福音書にある、イエスが72人の弟子を福音宣教に派遣された出来事を取り上げ、「このイエスの行為は福音の普遍的な広がりを象徴している。そして、福音の希望は、すべての人々に向けられています」とされた。
-
そして、「これはまた、神の心の広さと収穫の豊かさを反映しているのです」と語られた。
さらに、イエスが弟子たちに「収穫は多いが、働き手は少ない」と言われたことについて、現代の世界は、雑念や雑音に圧倒されているように見えるかもしれないが、「人々は今も、より偉大な真理を切望し、正義を求め、そして、永遠の命への憧れを内に秘めています」と指摘されたた。
-
また教皇は、神を「惜しみなく人々の心に、無限への願い、充実した人生への願い、そして私たちを自由にする救いへの願いを蒔いてきた種まき人」と表現されたうえで、「それにもかかわらず、イエスの目をもって、収穫を待つ良い穀物を見分けられる人はほとんどいない… 信仰を、単なる見かけだけの”レッテル”にしてはなりません」と警告。「教会と世界に必要なのは、『時に応じて”参加”する人』ではなく、『宣教の現場で熱心に働く人』『あらゆる場所で神の国を証しする愛に満ちた弟子』です」と強調された。
-
だが、それにもかかわらず、「時折、何らかの宗教的感情にかられて行動したり、散発的なイベントに参加したりする『断続的なキリスト教徒』は多いかもしれませんが、『日々、神の収穫のために働く準備ができている人』ははるかに少ない」という現実も認められた。
続けて教皇は、宣教の使命を果たすためには「司牧計画に関する過剰な理論的な考えは必要ない。それよりも、刈り取りに主に祈らねばなりません」とされ、「主との関係を最優先し、主との対話を育むことで、人々は真の働き手となり、神の国を証しするために世界の”畑”に遣わされる準備を整えることができるのです」と説かれた。
最後に、世界の信者たちに、「救いの業への参加を惜しみなく『はい』と答えてくださった聖母マリアに自分を委ね、神の国で喜びに満ちた働き手となることができるよう、私たちのために執り成しをし、主に従う道を共に歩んでくださいますように」と祈るよう促された。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)