(2026.3.15 Vatican News Linda Bordoni and Nathan Morley)
A US-Israeli attack on the Iranian city of Isfahan (AFP or licensors)
教皇レオ14世は15日の四旬節第4主日の正午の祈りで、米国・イスラエルとイランの間で続く攻撃の応酬の責任者たちに対し、「中東のキリスト教徒、そして善意あるすべての男女の名において呼びかけます―停戦せよ!対話の道を開け!」と強く訴え、「暴力は決して、人々が待ち望む正義、安定、そして平和をもたらすことはない」と言明された。
と強く呼びかけられた。
正午の祈りに続けて教皇は、「中東の人々は2週間にわたり、戦争という凄惨な暴力に苦しめられてきました… 何千人もの罪のない人々が殺害され、さらに多くの人々が家を離れることを余儀なくされています。学校や病院、住宅地を襲った攻撃で愛する人を失ったすべての方々に対し、祈りを込めて、寄り添う気持ちを改めて表明します」と語られた。
また、レバノンの情勢についても強い懸念を示され、「現在進行中の深刻な危機に対し、レバノン国民全体の公益のために、同国当局が永続的な解決策を実行できるよう支える対話の道が開かれるように」と願われた。
多くの民間人が子供たちも含めて犠牲になっている
米国・イスラエルとイランの攻撃の応酬は中東全域に波及しており、イランとレバノンの民間人が最も深刻な被害を受けている。13日のイスラエルによる空爆で、レバノン南部の医療センターが直撃され、医師や看護師など12人が死亡した。世界保健機関(WHO)のトップはこの攻撃を非難し「容認できない」と述べた。レバノン保健省によると、戦闘が激化して以来、イスラエルの空爆により800人以上が死亡し、80万人以上が自宅から避難を余儀なくされている。
イスラエルは、「ヒズボラが武器を貯蔵し、攻撃を調整している」と非難する地域を標的にしていると主張。ヒズボラは、紛争が始まって間もなく、イランを支援するためイスラエル北部に向けてロケット弾の発射を開始した。
イランでは14日、中部イスファハン州の工業地帯への空爆で少なくとも15人が死亡したと報じられた。イラン当局、イラン赤新月社、および複数の人権団体は、米・イスラエルによる軍事作戦開始以来、1230人から1300人の民間人が死亡した、と推定している。最も犠牲者の多かった事件の一つは、紛争初日の2月28日に発生したミナブの女子小学校へのミサイル攻撃。イランメディアによると、168人から180人が死亡し、その大半が子供だった。
中東地域の緊張はさらに高まり続けている。サウジアラビア国防省は、リヤドおよび東部地域上空でドローン7機を迎撃・撃墜した。と発表。ドバイとカタールの当局も日曜日、防空システムによる迎撃を報告したほか、クウェートはドローン攻撃により国際空港のレーダーシステムが損傷した、と述べた。イスラエル軍は、8日未明にイランから発射されたミサイルを迎撃したと発表したが、この一斉攻撃はイスラエル中部を狙ったものだったという。
バグダッドの米国大使館は、7日に大使館敷地内にミサイルが着弾したのを受け、在イラク米国人に対し、イラクからの即刻退去を求める新たな警告を発している。