Displaced Palestinians, fleeing northern Gaza move southward, in the central Gaza Strip (MAHMOUD ISSA)
(2025.9.17 Vatican News Christopher Wells)
教皇レオ14世は17日の水曜恒例一般謁見の最後に、危機的な状況にあるガザの人々に対し、深い同情を示されるとともに、即時停戦、人質解放、交渉による外交的解決、そして国際人道法の完全な尊重を改めて訴えられた。
イスラエル軍は16日からガザ地区最大の人口密集地であるガザ市に対し、新たな大規模軍事攻撃を開始。ほぼ2年に及ぶ戦争の中で最も激しい砲撃の中、市民に対し、市からの避難を命じている。
ハマスによれば、35万人が市東部から市内の避難センターへ、さらに17万5千人が市外へ避難したという。
このような現状を踏まえ、教皇は「ガザ地区のパレスチナの人々は、恐怖の中で暮らし、耐え難い状況で生き延び、そして自分の住む土地から追い出されています」と述べ、心からの彼らの苦しみを共有された。
そして、「『殺してはならない』と命じられた全能の主を呼びかけ」を世界のすべての人の前で言明され、「すべての人は、常に不可侵の尊厳をもち、尊重され保護されねばなりません」と訴えられた。
さらに「停戦、人質の解放、交渉による外交的解決、国際人道法の完全な尊重」を当事国、組織の指導者たちに、改めて強く呼びかけられた。
また世界のすべての人に、「平和と正義の夜明けが早く訪れるように」との「心からの祈り」に加わるよう求められた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)