Pope Leo at the General Audience (@Vatican Media)
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(2025.11.8 Vatican News Tiziana Campisi)
教皇レオ14世は8日、聖ペトロ広場で行われた「労働の聖年」を祈念する特別謁見で、4万5000人の参加者たちを歓迎され、雇用創出と「若者が夢を実現し、公共の利益に貢献できる」環境整備に向けた「共同の取り組み」を訴えられた。
謁見での講話で、教皇は「労働は希望と生命の源であり、個人の創造性と善を行う能力の発揮を可能にしなければならない」と強調。特に若い世代を含む全ての人々の職業能力開発を促進する環境づくりを、世界の人々に呼びかけられた。
「制度と市民社会が一体となり、安定性と尊厳を備えた確かな雇用機会を創出する取り組みが必要。特に若者が夢を実現し、公共の利益に貢献できるよう保証することが求められています」と語られた。
また、ポーランドからの巡礼者に向けて、同国で長く続いている「労働巡礼」の伝統を想起され、「これは聖ヨハネ・パウロ二世の教えと、自動化が広く導入されるといった状況の中で発表された回勅労働に関する教書(Laborem exercens)に起源を持っています」と述べられた。
この教書でポーランド出身の教皇は、教会が「働く者の尊厳と権利に常に注意を喚起し、その尊厳と権利が侵害される状況を非難し、人間と社会の真の進歩を保証するよう、前述の変化を導く手助けをすること」を自らの使命と考える、と記しておられる。
また教皇は、聖パウロがコリントの信徒たちに「自らの召命を顧みなさい、神が、そうでなければ決して出会うことのなかった人々をいかに結び合わせたかを見なさい」と促されたことを思い起され、「コリントの教会では、聖パウロが記したように、より謙虚で力のない者たちが、尊く重要な存在となったのです… 神の基準、特に最も弱い者への配慮は、世界を破壊せず、むしろ目覚めさせる『地震』です」と説かれた。
さらに、「十字架の言葉は、良心を目覚めさせ、一人ひとりの尊厳を再び呼び覚まします… 希望とは証しすることである。すべてがすでに変わり、以前と同じものは何もないと証言することです」と強調された。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)