☩「『オリンピック休戦』は古代ギリシャに遡る伝統、尊重を求める」教皇、冬季オリンピックを前に

An Olympic athlete competes in a women’s downhill race  (AFP or licensors)
(2026.2.1  Vatican News   Devin Watkins)

  2月6日に開幕する冬季オリンピックを前に、教皇レオ14世は1日の正午の祈りに続けて、ロシア・ウクライナなど紛争中の国々に、古くからの伝統である「オリンピック休戦」を尊重するよう訴えられた。

 教皇は「オリンピックとパラリンピックは兄弟愛の重要なメッセージを体現し、平和な世界への希望を再燃させます。それが、『オリンピック休戦』の意義でもある。オリンピック開催に伴う非常に古い慣習です」と語られた。

 オリンピック休戦は紀元前776年の古代ギリシャに遡る伝統で、当時諸国は大会前と開催期間中に武器を置く慣習があった。教皇は「人々の間の平和を深く願う人々、そして権威ある立場にある人々が、この機会を利用して緊張緩和と対話模索に向けた具体的な行動を取ることを望む」と述べられた。

 冬季オリンピックは2月6日にイタリア北東部で開幕し、2月26日まで開催される。教皇はこれに先立つ、参加選手や関係者のためのコモ市でのミサなどにメッセージを送られ、「スポーツの真の価値-フェアプレー、尊重、チーム精神、犠牲、そして社会的包摂と出会いの喜び」と大切にするよう呼びかけれている。

 

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

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2026年1月31日