☩「世界中で恐怖を植え付け続けるあらゆる形の反ユダヤ主義に断固として反対する」-教皇、イスラエル大統領との電話会談で言明

シドニー近郊のビーチで起きた銃撃事件の犠牲者のために捧げられた花やろうそく 2025年12月16日 オーストラリア・シドニーシドニー近郊のビーチで起きた銃撃事件の犠牲者のために捧げられた花やろうそく 2025年12月16日 オーストラリア・シドニー  (REUTERS/Hollie Adams)

 (2025.12.17 Vatican News  )

   教皇レオ14世は、シドニーでの最近のユダヤ人コミュニティに対するテロ攻撃を受け、イスラエルのイサアク・ヘルツォーク大統領から電話を受けられ、「カトリック教会があらゆる形態の反ユダヤ主義を非難する立場」を改めて表明された。

 バチカン報道局によると、この電話会談は、オーストラリア・シドニーで現地時間14日夕、ユダヤ人コミュニティが受けたテロ攻撃を受けて行われたもので、教皇は、「世界中で、ユダヤ人コミュニティや社会全体に恐怖を植え付け続けているあらゆる形態の反ユダヤ主義を、カトリック教会は断固として非難する」と繰り返し述べられた。

 また、教皇は「現在行われているさまざまな和平プロセスを粘り強く継続すること」を改めて呼びかけ、「人道支援の分野における取り組みを強化し、継続することの緊急性」を強調され。

 シドニーでは現地時間14日夕、2人の男が、ユダヤ教の祝祭「ハヌカ」の期間中にボンディビーチで開催されたイベントを標的に、15人を殺害、25人に負傷させた。

 翌日、教皇レオは、バチカンのクリスマスツリーとキリスト降誕のシーンを寄贈した団体と面会し、テロ攻撃の犠牲者に祈りを捧げられた。 そして、 「こうした反ユダヤ主義的な暴力は、もうたくさんだ!私たちは、心の中から憎しみを排除しなければならない」と訴えられ、現地に哀悼の意を伝える電報を送り、「すべてのオーストラリア人に平和と力の神の祝福があらんことを」と祈りを捧げられている。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2025年12月18日