☩「世界のすべての子供たちが平和に暮らせるように、一緒に祈ろう!」教皇、待降節第4主日の正午の祈りで

(2025.12.21 Vatican News )

   教皇レオ14世は待降節第四主日の21日の正午の祈りに先立つ説教で、聖ヨセフの姿を振り返り、彼が実践した敬虔と慈しみ、愛と信頼の徳に注意を向けられ、「これらは心を養い、キリストと兄弟姉妹との出会いを促します。救い主の誕生を待つ今、私たちは『受け入れの飼い葉桶』、『もてなしの家』、『神の臨在のしるし』となり、世界のすべての子供たちが平和に暮らすことができるように」と願われた。

2025.12.21 Angelus

*ヨセフの美徳-敬虔と慈しみ、愛と信頼-に倣おう

 説教で教皇は、ヨセフが天使からマリアに起こっている神秘を告げられる以前から、彼女を慈しみ、「控えめで愛に満ちた道」を選んだことを指摘された。

 ヨセフは神の救いの計画を告げる夢を見た時、主がメシアの母なる処女の配偶者として果たすべき役割を示されたことで、「彼の感情の純粋さと高潔さはさらに際立つものとなりました。ヨセフは大きな信仰の行為をもって、自らの安全の最後の拠り所さえも離れ、今や完全に神の手に委ねられた未来へと船出したのです」と強調。

 そして、「敬虔と慈しみ、愛と信頼-今日の典礼で読まれた福音が示すヨセフの美徳は、待降節の終わりから降誕祭へ向かうこの時、私たちを導きます。これらはキリストと兄弟姉妹に出会う心を育む重要な姿勢だ。互いにとって、受け入れの飼い葉桶となり、もてなしの家となり、神の臨在のしるしとなる助けになるでしょう」と説かれた。

*私たちは、聖母マリアと聖ヨセフの助けを得られると確信する

 教皇は「この恵みの時」にヨセフの模範に従い、彼の行いを実践するように、と信者たちに勧められ、「共に生きる者や出会う者たちに、赦しを与え、励まし、小さな希望を与えること。そして祈りの中で、主とその摂理への子としての委ねを新たにし、全てを信頼して彼に託すことが必要です… 私たちは、聖母マリアと聖ヨセフの助けを得られる、と確信できる。二人は、信仰と大きな愛をもって、世界の救い主イエスを最初に迎え入れた者たちだからです」と述べられた。

*すべての人が聖なる平和なクリスマスを迎えられますように

 続けて教皇は、聖ペトロ広場に集まった人々、特にローマの1500人以上の子供たち、そしてスペインや香港から来た人々を歓迎された。ローマの子どもたちは、教皇に祝福してもらうために持参した幼子イエスの像―イタリアで「バンビネッリ」と呼ばれる―を教皇にお見せした。これらの像はその後、家庭や学校、教区、礼拝堂のキリスト降誕のシーンに飾られる。

 彼らに教皇は、「愛する子供たち、あなたがたがキリスト降誕のシーンの前に立つとき、どうか教皇の私の意向のためにもイエスさまに祈ってください。特に世界のすべての子供たちが平和に暮らせるよう、一緒に祈りましょう。この『バンビネッリ』と幼子イエスへの信仰の証しとともに、父と子と聖霊が、いつもあなたがたを祝福してくださいますように。全ての人が幸せな日曜日と、聖なる平和なクリスマスを迎えることができますように!」と祈られた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2025年12月22日