Pope Francis deposes roses at the footvof the colum bearing the statue of the Virgin Mary in Piazza di Spagna during the Act of Veneration on the Feats of the Immaculate Conception (Vatican Media)
(2023.12.8 バチカン放送)
カトリック教会の典礼暦で「無原罪の聖マリア」の祝日を迎えた8日、教皇フランシスコは聖母への崇敬を表すため、ローマ市内の聖マリア大聖堂「サルス・ポプリ・ロマーニ」の祭壇を訪問、続いてスペイン広場の聖母のモニュメントの前で献花と祈りを捧げられた。
、教会は、聖母マリアが「その母の体内に宿られた瞬間に、全能の神の特別な恩恵と特典によって、原罪のすべての汚れから、あらかじめ守られた」ことを祝う。
この日、教皇は「お告げの祈り」を、バチカン宮殿の窓から聖ペトロ広場に集まった巡礼者と共に唱えられた。
教皇は呼吸器の炎症のため、予定されていたドバイでの国連気候変動枠組条約第28 回締約国会議(COP28)への出席を断念され、10日の主日の正午の祈りも、お住まいのサンタ・マルタ館から中継でされていたが、順調に回復され、この日は従来のようにバチカン宮殿の窓辺に姿を見せられ、説教と祈りをなさった。
夕方には、ローマ市内の聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)を訪問され、古くから保管される聖母子を描いたイコン「サルス・ポプリ・ロマーニ(ローマ人の救い)」の前に金の薔薇を捧げ、祈りの時を持たれた。
Poe in front of the Icon of Mariia Salus Populi Romani
「サルス・ポプリ・ロマーニ」にローマ教皇が金の薔薇をオマージュとして贈る行為は、約400年ぶりのこと。最初に行われたのは、1551年、教皇ユリウス3世によるもので、その後、パウルス5世(カミッロ・ボルゲーゼ)が聖マリア大聖堂内にパオリーナ礼拝堂(またはボルゲーゼ礼拝堂とも呼ばれる)を建設し、1613年、「サルス・ポプリ・ロマーニ」を同礼拝堂に安置した際にも金の薔薇を贈っている。
続いて、教皇はローマの繁華街、スペイン広場へと向かわれ、隣接のミニャネッリ広場に高くそびえる「無原罪の聖マリア」のモニュメントの前で献花を行われた。そして、無原罪の聖母への祈りの中で、「不正義や、貧困、戦争に押しつぶされたすべての人々に慈しみの眼差しを向けてください」と願われ、特に苦しみに引き裂かれたウクライナと、暴力の連鎖に再び陥ったパレスチナ、イスラエルの人々のために嘆願。戦争やテロで子を失った母たち、絶望的とも言える希望に賭けて旅に出る子を見送る母たち、薬物依存や長く辛い病気に苦しむ子を見守る母たちを、自ら深い苦しみを体験された聖母に託された。
「赦しの無いところに平和はありません。悔い改めの無いところに赦しはありません」と語られた教皇は、聖母に「回心の道を、私たちに示してください」と願い求められた。
(編集「カトリック・あい」)
投稿ナビゲーション