
教皇フランシスコ、捕虜になったウクライナ兵の家族たちとお会いに(VATICAN MEDIA Divisione Foto)
(2024.6.26 バチカン放送)
教皇フランシスコは26日の水曜恒例一般謁見で、世界中で戦争に苦しむ国々のために祈られ、ロシアの捕虜になっているウクライナ兵の家族たちとお会いになり、訴えに耳を傾けられた。
教皇は29日にローマの保護者、使徒聖ペトロと聖パウロの祭日が祝われることに言及され、「キリストの弟子、宣教者として、福音の素晴らしさをいたる場所で証しした聖ペトロと聖パウロに倣うように」と、謁見に参加した信者たちに願われた。
そして、ウクライナ、パレスチナ、イスラエル、ミャンマーをはじめとする、戦争に苦しむ国々を、この二聖人の取り次ぎに託し、「一刻も早く平和が実現するように」と祈られた。
また、この謁見で、ロシアの捕虜になっているウクライナ兵の家族たちとお会いになり、一人ひとりの兵士の写真や経歴をまとめた冊子や、縛られた両手を表現した彫刻作品を受けとられ、速やかな釈放と戦いの終結と訴える彼らの声に耳を傾けられた。
教皇がお会いになったのは、一昨年春、一方的にウクライナ侵攻を始めたロシア軍に南東部の都市、マウリポリで防戦、捕虜となった兵士たちの妻や母親。捕虜たちはロシアから終身刑を言い渡され、安否確認はもちろん、ほとんど連絡も取れない状態という。(編集「カトリック・あい」)