コンゴ民主共和国・ゴマのキャンプでエムポックスの予防活動を行う赤十字の職員 (ANSA)
(2024.8.25 バチカン放送)
教皇フランシスコは25日の正午の祈りで、ウイルス性感染症エムポックス(サル痘)に感染した人々に連帯を表明されるとともに、「すべての患者がふさわしい治療を受けることができるように」と願われた。
エムポックスは、現在、アフリカとくにコンゴ民主共和国で感染が急激に広がっており、アフリカ全体で今年になってすでに1万5000人以上が感染、500人以上の死者が出ていると言われ、欧州やアジアにも広がりつつある。
WHO(世界保健機関)は14日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したが、ワクチンの供給は十分でなく、感染拡大を食い止めるに至っていない。
教皇は、こうした感染拡大の現状に触れつつ、「感染したすべての人々、特にこの感染症に苦しむコンゴ民主共和国の人々のために祈られた。そして、多くの感染者が出ている国々の教会に、ご自身の寄り添いを伝えるとともに、すべての患者がふさわしい治療を受けられるよう、医療技術や処方などの支援を強化するよう、世界各国の政府や医療関係企業に訴えられた。
(編集・加筆「カトリック・あい」)