・長崎教区は主日のミサを14日まで中止、週日は主任司祭の判断に

(2020.2.28 カトリック・あい)

 新型コロナウイルスへの対応への判断が遅れていた長崎教区は28日、教区本部事務局長名で「髙見三明大司教より、『2月29日から3月14日までの主日のミサを中止する』との方針が先ほど示されました」と簡単な通知を、教区全教会、信徒宛てに発出した。

 29日午後、高見大司教が発表した対応策の詳細は以下の通り。

「新型コロナウイルス感染症に関する教区の対応」について カトリック長崎大司教区 大司教 髙見 三明

Ⅰ. 信者の心構え

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止できるかどうかという状況の中で、カトリック信者として基本的な心構えを持ちたいと思います。自分のいのちだけでなく、愛のこころをもってほかの人のいのちをも守ることを考えて、一人ひとりが、医療従事者や政府・自治体の指示を守るように努めましょう。

 具体的には、各自が、家の中にいるときでも折に触れ、あるいは外出前後、石鹸を使った丁寧な手洗い(20秒以上)、あるいは手指消毒用のアルコールを使った消毒、さらにうがいを徹底するよう心がけましょう。

 すでに発表された日本政府の要請や他の教区の対応に鑑み、長崎教区として、当面以下のような対応を実施することにします。

Ⅱ. 2月29日(土)~3月14日(土)までの緊急な対応

1. 主日のミサを中止してください。小教区をはじめ修道院や施設で定期的に不特定多数の信徒が参加する「主日のミサ」を原則として中止してください。

2. 同期間中に限り、長崎教区のすべての信徒に「主日のミサ」に参加する義務を免除します。

3. 主日のミサに代わり、以下のことを行うようお勧めします。

 ① できるだけ家族そろって当日の聖書を朗読し、可能なら、読んで感じたこと、考えたことなどを少し分かち合ってみてはいかがでしょうか。

 ② 新型コロナウイルスの犠牲者、感染者のため、また終息のために皆でロザリオを唱えるようにしましょう。

4. 同期間中の週日のミサに関しては、小教区の規模や状況に応じて、主任司祭の判断にゆだねます。

5. ミサ以外のことに関して

 ① 同期間中の黙想会に関しては、主催者(主任司祭)の判断でできる限り延期か中止するようにご配慮ください。その代わりに信徒が各自自宅などで行うことを何か提案できれば幸いです。

 ② ただし、結婚式や葬儀に関しては、十分な感染対策を取った上で、通常通り行ってください。

 ③ 講座や集会、会議などは、それぞれの必要性や参加者の状況から判断し、開催を中止するかを適宜に決定してください。

 ④当面の間、教会での食事会やパーティーなどについては自粛を検討してください。

Ⅲ. ミサに参加する場合の心得

1. 体調が不良の場合は無理をせず、ミサ参加の自粛をお願いします。

2. ミサに参加する場合は、なるべくマスクを着用してください。聖書朗読者や先唱者、侍者であってもマスクを着用してかまいません。

3. 聖堂や信徒会館などの入り口には、手指消毒用のアルコールを設置するよう心掛けてください。

4. 当面の間、聖堂入り口に設置されている聖水盤などには聖水を入れず、使用禁止の張り紙を貼ってください。聖水がウイルスを媒介するのではなく、多数の方々が指で触れる聖水盤に危険があるとされるためです。

5. ミサ中のパンとぶどう酒の奉納は当面控えてください。あらかじめ祭壇近くに用意してください。

6. 当面、舌による聖体拝領は控え、手で拝領してください。

7. 司祭もミサ前に必ず十分に手洗いを行ってください。

8. ミサを司式する司祭は、熱があったり咳が出たりするなど風邪の症状がある場合、ミサを司式しないようにしてください。主日のミサを代行する司祭が見つからない場合、ミサを中止してかまいません。その場合、信者は主日のミサにあずかる義務はありませんが、できるだけ最寄りの教会に行くこと、あるいはロザリオや当日の聖書の朗読などをお勧めします。

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2020年2月28日