The cross of Lingkun St. Michael Church of Yongqiang Parish in Wenzhou was taken off its steeple as per orders of communist authorities. (Photo supplied:ucanews.com)
(2018.10.24「カトリック・あい」)
バチカンと中国政府が中国国内のカトリック司教任命について9月22日に「暫定合意」したが、今月に入ってからも、地方レベルで、当局による教会への”弾圧”が続いている。
ucanews.comが19日付けで報じたところによると、中国当局が、カトリックの三つの教区の教会の十字架と他のいくつかの建造物を取り外すよう命じ、実行した。communist officials.The cross of Lingkun St. Michael Church of Yongqiang Parish in Wenzhou was demolished on Oct. 11 by people sent by the authorities. (Photo supplied)
これらは浙江省、河南省、貴州省の三つの教区で、今月に入って、キリスト教のシンボルとなっているものを取り外す用強制された、という。貴州省では、当局が安龍教会に対して、都市計画法に違反するとして、巡用に作ってあった十字架などの建造物の取り外しを命令、罰金の期日までに払わない場合、巡礼の事業で得た献金を没収するとも警告した。
また、ucanews.com によると、河南省の洛陽市の教会では10月12日に二つの塔にあった十字架がそれぞれ強制撤去され、これより先の3日には、同じ省の駐馬店にある教会の十字架がやはり強制撤去された。その理由は「近くの鉄道の駅からよく見えすぎる」というのものだった、という。さらに11日には浙江省の温州市の教会の鐘楼が、地方共産党幹部に指示された作業員40人の手で破壊された。
教会関係者によると、当局者は「これらの三つの教会は十字架を撤去したことで、もはや排除されることはない」と説明したというが、「これはキリスト教のシンボルである十字架撤去の始まり。教会は『中国化』従わされることになるだろう」と見ている。
The cross of Lingkun St. Michael Church of Yongqiang Parish in Wenzhou was demolished on Oct. 11 by people sent by the authorities. (Photo supplied:ucanews.com)