Pope Leo XIV’s first Mass was celebrated with the College of Cardinals on May 9 (@Vatican Media)
(2025.5.12 Vatican News Deborah Castellano Lubov)
バチカン報道官室が12日、5月後半の教皇レオ14世の典礼行事の日程を発表した。聖母マリアに捧げられたこの月、教皇はさまざまな場所でミサを司式され、ローマ市内の大聖堂を数回訪問される。
18日の復活節第5主日は、午前10時から聖ペトロ広場での教皇就任ミサを司式される。
20日には、城壁外の聖パウロ大聖堂に巡礼され、聖パウロの墓を訪問。
25日の復活節第6主日は午後5時から聖ヨハネ・ラテラノ大司教座聖堂でミサを司式。このミサで、ローマ司教の司教座である Cathedra Romana,が着座される。この後、午後7時に聖マリア大聖堂を訪れ、聖母マリアのイコン「Salus Populi Romani」を崇敬される。
5月の最後の日、聖母マリアの訪問の祝日である31日土曜日は、午前10時から聖ペトロ大聖堂で司祭叙階を伴うミサを司式する。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)
Ukrainian President Volodymyr Zelensky attends a press conference after meeting EU leaders in Kyiv (AFP or licensors)
(2025.5.12 Vatican News Deborah Castellano Lubov)
教皇レオ14世とウクライナのヴォロディミル・ツェレンスキー大統領は12日、教皇がウクライナの長期的かつ永続的な平和と、すべての子どもたちを家族のもとに返すために「あらゆる努力がなされるように」と訴えたのを受けて、初の電話会談を行った。
バチカンのマッテオ・ブルーニ報道官が同日明らかにしたところによると、この電話会談は、教皇が11日の正午の祈りで、ウクライナの平和を訴えたことを受けたもの。
正午の祈りに続いて、教皇は、「私は愛するウクライナの人々の苦しみを胸に抱いている」と述べられ、「真の、公正な、そして恒久的な平和に一刻も早く到達するためにあらゆる努力がなされるように 。すべての囚人が解放され、子どもたちが家族のもとに戻されますように」と訴えてられた。
さらに、80年前の5月8日に「第二次世界大戦という計り知れない悲劇 」が、「6000万人の死者を出した末に終結した」ことを想起され、”分散的な第三次世界大戦”の状態にある今、特にウクライナ、ガザ、そしてインドとパキスタンの国境での紛争の早期、永続的な終結を訴え、「戦争は絶対に繰り返されてはなりません」と強調されたいた。
教皇との電話会談の後、ゼレンスキー大統領はXへの投稿で、「教皇のウクライナ支援に感謝する」と述べ、「私たちは、私たちの国のための公正で永続的な平和を達成する必要性とロシアに捕らわれている人々の釈放についての、彼の言葉を深く受け止めている 」と語った。
さらに大統領は、この会談で、「ロシアによって強制拉致された何千人ものウクライナの子供たち 」についても議論されたことを明らかにし、「バチカンが、子供たちを家族のもとに帰してくれることを期待している」と強調。
教皇に「ウクライナと我々のパートナーの国々との間で、今日から少なくとも30日間は完全かつ無条件の停戦を開始する必要がある、との合意がなされた 」ことを伝えたと述べ、「ウクライナは、直接会談を含め、いかなる形式でもさらなる交渉に応じる用意があることを再確認した」と語り、この精神に基づき、「ウクライナはこの戦争を終わらせたいと思っており、そのためにあらゆることをしている。ロシアからの同様の措置を待っている」と述べた。
また大統領は、会談で教皇にウクライナ訪問を招請したことも明らかにし、「教皇の訪問は、ウクライナのすべての信者とすべての国民に真の希望をもたらすだろう 」とし、「教皇と私は、今後も連絡を取り合い、近い将来に直接会うことを計画することで合意した」と説明した。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)
教皇フランシスコと受刑者との出会い 2025年4月17日 ローマ、レジーナ・チェリ刑務所 (ANSA)
(2025.4.17 バチカン放送)
聖木曜日の17日午後、教皇フランシスコは、ローマ市内のレジーナ・チェリ刑務所を訪問された。
同刑務所は、バチカンから近いトラステヴェレ地区にある歴史ある刑務所。17世紀の修道院の建物が19世紀後半から刑務所として使用されてきた。教皇が同刑務所を訪問するのは、2018年に続き、今回で2度目。
刑務所に到着された教皇は、所長に迎えられ、「ロトンダ」と呼ばれる円形ホールで、年齢も国籍も様々な約70人の受刑者とお会いになった。彼らは、刑務所付き司祭が行なっている要理教育のクラスやその他の活動に的的に参加している人々。
この集いで、所長が代表して教皇の訪問に感謝を述べると、教皇は、「イエスが最後の晩さんで弟子たちの足を自ら洗われたことにちなむ洗足式を、毎年聖木曜日に刑務所で行うことにしてきました… 今年はそれができませんが、皆さんのそばにいたいと思いました。皆さんとご家族のために祈ります」と述べられた。
最後に、教皇は円形ホールの一人ひとりの受刑者に挨拶され、「主の祈り」を皆と共に唱え、およそ30分間の訪問を終えられた。
(編集「カトリック・あい」)
教皇フランシスコ、受難の主日のミサの後で 2025年4月13日 バチカン・聖ペトロ広場 (VATICAN MEDIA Divisione Foto)
(2025.4.15 バチカン放送)
バチカン広報局が15日発表したところによると、療養中の教皇フランシスコは、運動面、呼吸面、発語の点において、改善を続けている。
酸素投与については、無くても大丈夫な時間の方が長く、高流量の酸素投与に関しては残留的なもので、治療を目的に常に夕方の時間帯と必要な時に行われている。
様々な治療が継続され、バチカン諸機関の責任者たちとの短い会見も続いておられる。
今年の十字架の道行の黙想のテキストは、教皇によって準備され、18日の聖金曜日の正午に発表される予定。
コロッセオにおける十字架の道行は、バルダッサーレ・レイナ枢機卿が主宰。17日、聖木曜日の午前の聖香油ミサは、使徒座管財局・前局長ドメニコ・カルカーニョ枢機卿が司式する。聖木曜日、主の晩餐の夕べのミサが聖ペトロ大聖堂で午後6時から捧げられるが、教皇によるミサではない。18日の聖金曜日の「主の受難」の典礼は、クラウディオ・グジェロッティ枢機卿が行う。諸儀式の司式者は教皇から委託される。
過越の聖なる三日間の典礼における教皇の参加についての示唆はまだない。次回のブリーフィングは金曜日に予定されている。
(編集「カトリック・あい」)
(聖マリア大聖堂の「サルス・ポプリ・ロマーニ」の礼拝堂で祈る教皇フランシスコ=2025年4月12)
(2025.4.12 VATICAN NEWS)
教皇フランシスコが12日、ローマ市内の聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)を訪問された。
バチカン広報局の発表によると、枝の主日(受難の主日)を翌日に控えた12日午後、教皇は聖マリア大聖堂を訪問され、古い聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ」(「ローマ人の救い」の意)の前で祈られた。
教皇フランシスコと「サルス・ポプリ・ロマーニ」の絆は深く、海外訪問の前後や、様々な機会に、このイコンを掲げた礼拝堂で祈りを捧げられている。先月23日にジェメッリ総合病院から退院された際も、同大聖堂に立ち寄られ、「サルス・ポプリ・ロマーニ」の祭壇に捧げるために、花束を同大聖堂協働主席司祭、ロランダス・マクリクカス枢機卿に託された。
(編集「カトリック・あい」)
(2025.4.11 バチカン放送)
バチカンの広報局は11日の記者団への説明で、サンタ・マルタ館で療養中の教皇フランシスコは「順調に療養生活を続けておられる」と述べた。
教皇の容体は、運動面、呼吸面、発語の点において、徐々に改善を見せながら安定しており、血液検査値は良好。酸素投与を長時間受けることはなく、高流量の投与は今ではわずかで、治療を目的に行われている、という。
ここ数日、教皇は、総務局長ペーニャ・パラ大司教、外務局長ギャラガー大司教、外交官人事局長ルッソ大司教、および教皇庁の省や諸機関の何人かの責任者の訪問を受けられた。
聖週間の儀式への教皇の臨席に関しては、まだ指示はない。13日の「枝の主日(受難の主日)」のミサは、教皇の代理として、サンドリ枢機卿が司式する。
昨日(10日)、教皇は散策をしておられたが、そのまま聖ペトロ大聖堂まで祈りに行くことを望まれた。
次回のブリーフィングは、聖週間中の火曜日、15日を予定している。
(編集「カトリック・あい」)
(教皇フランシスコ、チャールズ英国王夫妻と 2025年4月9日)
(2025.4.10 Vatican News Salvatore Cernuzio)
療養中の教皇フランシスコは9日午後、英国のチャールズ3世国王とカミラ王妃をサンタ・マルタ館にお迎えになり、二人の結婚記念日のお祝いの言葉を述られた。結婚20周年と国王の父であるエディンバラ公フィリップ殿下の死去から4年目という、英国王室にとって特に意義深いこの日、英国王ご夫妻は、ミラ王妃は、同館を訪問され、教皇と非公式に面会された。
現地時間9日夜(日本時間10日未明)に発表した声明で、バチカン報道官は、「教皇が9日午後、英国王ご夫妻と非公式に面会された。面会の中で、教皇はお二人の結婚記念日を祝う言葉を述られるとともに、ご自分の健康の早期回復を願われた国王のお気持ちに感謝された。
教皇の国王夫妻へのお祝いの言葉は、国王が1年前にがんと診断され、3月末にその治療の副作用で入院されたことを気遣うものだった。
教皇の英国国王夫妻との面会は、教皇が両側肺炎で入院・治療を始められた3月初旬に前後して、バチカン報道官室から発表されていた。だが、3月24日付けの追加発表では、教皇の回復状態を考慮し、面会は見送られる、とし、「国王ご夫妻は、教皇の回復を祈念し、教皇が回復された暁にはバチカンを訪問することを楽しみにしておられる」としていた。
この追加発表は訂正される形となり、英国王夫妻は9日午後、教皇に直接、お見舞いの言葉を伝えることができた。10日朝、英国王室の公式ホームページに投稿された記事は「国王夫妻は、結婚20周年について教皇が述べられた優しい言葉に深く感動し、直接お見舞いの言葉を伝えることができたことを光栄に思っている」としている。
3日間のローマ訪問中、チャールズ国王は、イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領、ジョルジャ・メローニ首相とも面会。9日は、英国君主として初めてイタリア議会で演説された。
チャールズ国王は英国(および14の英連邦王国)の君主であるだけでなく、英国国教会の最高指導者でもあり、2019年、40年以上ぶりに英国人が聖人に列せられることとなったジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿の列聖式の前日の2019年10月12日、当時、皇太子だった国王は『L’Osservatore Romano』誌に記事を寄稿し、この出来事を「英国のみならず、カトリック教徒のみならず、彼が体現した価値観を大切にするすべての人々にとって、祝うべき出来事である」と述べ、よく13日にバチカンで行われた列聖式に出席され、式後、教皇と挨拶を交わされていた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)
教皇フランシスコの住まいがあるバチカンのサンタ・マルタ館
(2025.4.8 バチカン放送)
バチカンの広報局は8日、療養中の教皇フランシスコの様子について、報道陣に「6日の日曜に見られたように、運動面、呼吸面、発語においてわずかな改善を得ながら、安定しておられる」と述べた。
説明は以下の通り。
・教皇はこれまで通り、治療と、仕事、祈り、毎日のミサ、休息のうちに一日を過ごされている。
・酸素の投与については、夜間は必要な時のみ、高流量の投与が行われている。臨床検査の点からも、安定した状況が続いている。特に運動療法と呼吸療法をはじめとする治療が継続されている。
・教皇は執務を続けられ、教皇庁の様々な省と常に接触を保ち、書類を受け取り、ここ数日は、少しずつ一部の謁見を再開されている。国務長官パロリン枢機卿とは7日に謁見された。
・聖週間の儀式についての指示は、まだ教皇からいただいていない。9日の水曜恒例一般謁見の際の聖年連続講話のテキストは、これまで通り発表される。
(編集「カトリック・あい」)
(2025.4.1 バチカン放送)
バチカンの広報局が1日発表したところによると、バチカンのサンタ・マルタ館で療養中の教皇フランシスコの容体は安定、 血液検査値は正常で、胸部X線検査による肺の映像の改善を示している。
また、様々な治療が続けられており、運動面、呼吸面で、また発語において、さらなる改善が見られる。鼻カニューレによる高流量酸素療法は、特に夜間と必要な時に集中。執務も続けておられ、その際、机で仕事をされる。サンタ・マルタ館の3階の礼拝堂で毎朝ミサを共同司式されている。
特別な訪問者はなく、教皇のもとを訪れるのは医療スタッフと最も親しい協力者たちである。
なお、2日の水曜恒例の一般謁見での聖年連続講話の原稿は、これまで同様、公表され、4日の病者・医療関係者のための聖年のミサの説教は、教皇によって準備され、フィジケッラ大司教が代読する。同日の正午の祈り告げの祈りについては、同日午後の報道官会見で説明される予定。聖週間の儀式についての対応は未定だ。
(編集「カトリック・あい」)