(2025.7.6 バチカン放送)
教皇レオ14世は6日午後、夏期休暇のために、バチカンからローマ近郊カステル・ガンドルフォに移られた。
同日午後5時すぎに車でカステル・ガンドルフォの町に到着された教皇は、住民はじめ近隣の宗教施設の関係者や修道者、ローマや各地から訪れた信者たちの歓迎を受けられた。離宮に着かれた後、庭園に沿った道を歩かれ、庭園の一角にあるヴィッラ・バルベリーニの門をくぐられた。
この建物は、離宮の敷地内にある建物の一つで、カステル・ガンドルフォを初めて教皇の避暑地として利用するようになったウルバーノ8世(マッフェオ・バルベリーニ、在位:1623-1644)の甥、タッデオ・バルベリーニ(1603-1647)によって建てられ、モンシニョーレ・シピオーネ・ヴィスコンティのかつての別荘を増築したもので、現在もヴィスコンティ家の紋章が一部残っている。
教皇離宮の中の中心的建造物であり、カステルガンドルフォの町の広場に面してそびえる宮殿(パラッツォ・ポンティフィーチォ)は、教皇フランシスコの命で2016年からバチカン美術館の一部となり、現在は博物館となっていることから、レオ14世はヴィッラ・バルベリーニの邸宅を滞在先とされる。
レオ14世は邸宅の入り口で、バチカン市国行政長官ラファエッラ・ペトリーニ修道女をはじめ、アルバーノ司教、教皇離宮責任者、カステルガンドルフォ市長らに迎えられ、邸宅に入られた後、バルコニーから市民らに改めて挨拶された。
教皇は7月20日までこの地で休暇を過ごされ、その後、8月上旬まで、聖年の行事などのためにバチカンにいったん戻られ、8月の数日間を再びカステル・ガンドルフォで過ごされる予定だ。
(編集「カトリック・あい」)