
(2025.9.26 Vatican News Salvatore Cernuzio)
教皇レオ14世が26日、教皇就任後初のバチカンの長官人事として、省庁の長官として初の任命を行い、フィリッポ・イアノーネ法制省長官(大司教)を、ご自身の後任の司教省長官に任命された。10月15日に正式就任する。
司教省長官の選任が教皇就任後最初の長官人事となることはかねてから予想されていた。ベネディクト16世教皇がご自身が務めておられた教義省長官の後任にウィリアム・レヴァダ枢機卿を任命した先例に倣ったものだ。
レオ14世の教皇選出前、ロベール・プレヴォスト枢機卿は2023年1月に教皇フランシスコによってローマに異動されて以来、2025年4月に教皇が亡くなるまで司教省の長官を務めておられた。 バチカン報道局は同時に、教皇が同省のイルソン・デ・ジェズス・モンタナリ次官と、イヴァン・コヴァチ次官補をそれぞれ5年間の任期で再任された、と発表した。
12月13日に68歳となるナポリ出身のイアノーネ大司教は、カルメル会士であり、法学者、教会法学者。裁判所、教皇庁立大学、大司教区で豊富な経験を持ち、バチカンで様々な役職を歴任し、使徒的署名院・最高裁判所判事、奉献生活会省(当時)顧問を務め、またイタリアの司教協議会法務評議会委員、礼拝施設委員会委員長、ラツィオ州司教協議会委員なども務めた。2012年にはベネディクト16世教皇によりローマ教区副司教に任命され、その後2017年にフランシスコ教皇により教皇庁立法文書評議会事務局次長に任命され、2018年4月7日に同評議会議長に就任した。
イアノーネ新司教省長官は、前任者が2年間取り組んできた仕事を継続する責務を負っている。同省長官の役割は重要だ。教皇が世界中の教会共同体を託す牧者—司教—を選ぶのを補佐、具体的には司教に適任とする候補者を選び、決定権を持つ教皇に上申する。その役割を支援するため、フランシスコ教皇は2022年7月、司教省幹部として3人の女性―バチカン市国総督府長官のラファエラ・ペトリーニ修道女、キリスト教徒の助けの聖母会元総長イヴォンヌ・ルンゴア、世界カトリック女性団体連合(WUFC)元会長マリア・リア・ゼルヴィーノを任命している。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)