(2026.4.13 Vatican News Claudia Torres – Algiers, Algeria)
教皇レオ14世は13日、アルジェでの充実した一日をもってアフリカへの使徒的訪問を開始された。訪問初日は、政府高官との面会、モスクの訪問、アウグスチノ会宣教修道女会との面会、そしてアルジェリアの信徒共同体との祈りを捧げられた。
教皇は13日夕、アルジェリア、カメルーン、アンゴラ、赤道ギニア4か国訪問の初日を終えれれた。
教皇は月曜日の朝にアルジェリアに到着し、聖アウグスティヌスの地を再訪できることを喜ばれ、ローマからの機中、聖人について、「宗教間対話において極めて重要な架け橋となっている」と述べられた。
*殉教者記念碑「マカム・エシャヒド」訪問
アルジェ到着後、教皇は1954年から1962年にかけてのアルジェリア独立戦争で命を落とした人々を記念する殉教者記念碑「マカム・エシャヒド」を訪問された。今回の訪問における最初のスピーチで、教皇は出席者に対し、「未来は平和を愛する人々のもの」とされ、「真の自由は単に受け継がれるものではなく、日々新たに選択されるものです」と強調された。
*政府当局との会談
その後、教皇はアルジェリア共和国大統領への表敬訪問のため大統領官邸へ向かい、続いてジャマー・エル・ジャザイール・カンファレンス・センターで、同国の政府当局者、市民社会、外交団に向けてスピーチをされた。教皇は政府関係者に、「誤解や対立を増大させるのではなく、すべての人の尊厳を尊重し、他者の痛みに心を動かされるように」と促された。
*アルジェの大モスク訪問
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午後、教皇はアルジェのアフリカ最大とされる大モスクを短時間訪問され、責任者のモハメド・マムーン・アルカシミ師に付き添われて、静寂の中で黙想のひとときを過ごした。教皇はアルカシミ師との会話の中で予定外の言葉を述べられ、「相互尊重と、あらゆる人の尊厳を尊重することの重要性」を強調された。アルジェリアはイスラム教徒が多数を占める国であり、キリスト教徒
コミュニティは少数ながら活気に満ちているため、このモスクへの訪問は特に意義深いものだった。
*アウグスチノ会宣教修道女会との面会
その後、教皇はバブ・エル・ウエドのアウグスチノ会宣教修道女会の「歓迎と友情センター」を非公開で訪問され、1994年から1996年にかけてのアルジェリア内戦(「黒い10年」とも呼ばれる)の間に殺害された修道女たちの追悼の意を表された
。教皇は、彼女たちの生涯が、アウグスチノ会の霊性に深く刻まれた「殉教に至るまでの証し」という側面を体現している、と述べられ、また、修道会コミュニティに対し、その積極的な活動と慈善事業への貢献に感謝の意を表された。