・教皇、順調な回復続く、徐々に公務を再開(10日)

(2021.7.10 Vatican News)

 4日に手術を受けられた教皇フランシスコは順調に回復を続け、徐々に公務を再開されておられる。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ局長は10日正午に発表した声明で、「教皇の9日の血液検査は満足のいくものであり、治療を継続されている。公務も徐々に再開され、院内の廊下を散歩も続けられている。9日午後には、院内の小聖堂でミサを捧げられ、夕食は、お世話をしている人たちとお取りになった」と述べた。

 また、「聖父は、ご自分を助けてくれている医師、看護師たちの献身的な働きを身をもって体験され、注意深さと思いやりをもって苦難に直面することを選択した人たち、病気の人、特に最も弱々しく、傷つきやすい人たちと関わる人たちすべてに、特別の思いを示された」と説明した。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

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2021年7月10日