(2023.7.31 バチカン放送)
ポルトガル司牧訪問を2日後に控えた7月31日、教皇フランシスコはローマの聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)を訪問され、今回の訪問とその主たる目的である世界青年の日(WYD)リスボン大会の成功と保護を聖母マリアに祈られた。
教皇は、同大聖堂の聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ」(ローマ人の救い、の意味)が掲げられたボルゲーゼ礼拝堂に入られ、始まるポルトガル訪問と、WYDリスボン大会を聖母の保護に託して祈られた。
教皇が「サルス・ポプリ・ロマーニ」の前で祈りの時を持たれたのは、これで109回目。海外訪問の前後をはじめ、様々な機会に、教皇はこのイコンの前で祈って来られた。最近では、6月16日、ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院を退院し、バチカンに戻る途中、聖マリア大聖堂に立ち寄り、感謝の祈りを捧げられている。
(編集「カトリック・あい」)