Italian Cardinal Zuppi attends a meeting with Ukraine’s President Zelensky in Kyiv
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(2023.6.27 カトリック・あい)教皇フランシスコが28,28両日、マッテオ・マリア・ズッピ枢機卿(イタリア司教協議会会長)と特使としてモスクワに派遣する。Vatican Newsが27日、バチカン広報局が確認した情報としてつたえた。
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特使は現地で政府や宗教関係者と会い、ロシアによるウクライナ戦争が引き起こしている悲劇を一日も早く止めたい、という教皇の強い願いを伝えるとともに、公正な和平実現のための対話の糸口を探るものと見られる。
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プーチン政権は、これまでの戦闘に重要な役割を演じて来た民間傭兵部隊ワグネルの指導者が反旗を翻し、”クーデター未遂”に至ったばかりで、多く動揺しており、そうした状況の中での教皇特使のモスクワ訪問の行方が注目される。
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が昨年2月に始まって以来、教皇は一般市民を含め多くの死傷者が出続けていることに深く心を痛められ、速やかな戦闘停止と和平実現を、祈りと共に繰り返し訴え、世界の指導者などに対し、平和的手段による紛争解決に取り組むよう要請されてこられた。
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ズッピ特使は、今月初め、教皇の命を受けて、ウクライナの首都キエフを訪問、ゼレンスキー大統領はじめ政府高官、宗教指導者たちに教皇の意向を伝え、人道支援の継続実施を約束、和平実現について意見を交換している。
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これに続くモスクワ訪問では、平和構築の取り組みに国際協調のもとに積極的に取り組んでいる教皇とバチカンの姿勢を強調、バチカンやロシア正教会など宗教指導者も含めがロシア、ウクライナ両国の和平に向けた対話を促し、ロシア側の感触を探ることになろう。