・教皇、カルデア東方典礼カトリック教会のバクダッド総大司教、サコ枢機卿の辞表を受理

File photo of Cardinal Louis Raphaël SakoFile photo of Cardinal Louis Raphaël Sako  (AFP or licensors)

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

(2026.3.11 カトリック・あい)

 サコ枢機卿は2013年、イラクの同教会トップ、バビロン総大司教に選出され、22年に名称をバクダッド総大司教に変更。イラクのラシード大統領の前任者タラバニ氏は13年に、サコ枢機卿を総大司教として認める法令を出したが、ラシード大統領は23年7月になって、この法令を取り消す決定をした。

 サコ枢機卿はカトリック支援団体「エイド・トゥー・ザ・チャーチ・イン・ニード」(ACN)に対し、自身は、人権についての発言をやめさせ、教会の権力を弱め、教会の財産を支配しようとしてきた政治的キャンペーンの犠牲者だ。教会の長として、また教会の財産を管理する者として総大司教を認める法令が、これまで長きにわたり存在していた。法令の撤回は、教会にとって屈辱。この動きの背後にいる人々は、教会の財産に手をつけ、教会の権威を離れてこれらの財産を管理しようとしており、それを受け入れることはできない」と言明。

 枢機卿は、法令の取り消しを受け、総大司教座のある首都バグダッドを去り、現在は同国北部のクルド人自治区の主都アルビルにいて、大統領の決定の無効を求める訴えを最高裁に起こしていた。

 

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2026年3月11日