
Humanitarian sent to Ukraine
(2025.12.27 Vatican News)
ロシアのウクライナ攻撃は激しさを増し、27日にも首都キーウがミサイルとドローンによる爆撃を受け、多くの死傷者を出している。そうしたウクライナへ教皇レオ14世が、人道支援物資を3台分のトラックで送られた。
バチカンのウクライナ支援担当のコンラート・クラジェフスキ枢機卿によれば、これは「ささやかな善意」であり、聖家族のように「避難を求めて亡命の苦難の道を進む」家族を支援する目的だ。
少量の水を加えるだけで鶏肉と野菜入りの高栄養スープになる食糧10万食分を積んだ3台のトラックによって、28日の「聖家族の主日」に合わせ、バチカンからウクライナの家族へ届けられた。
クラジェフスキ枢機卿は、教皇の贈り物は、ナザレの家族のように「避難を求めて亡命という『苦難の道』を歩み」、「恐怖、苦難、不確実性に満ちた難民の悲惨な状況」を経験している家族に対する意思表示であり、「神が、このような家族として生まれ落ちることで、人間が危険に晒され、苦しみ、逃亡し、拒絶と見捨てられを経験する場所に常にいようと望まれていることを示すもの」と述べた。
枢機卿はまた、クリスマス前にもバチカンの支援援助省と大使館を通じて、教皇が様々な国々に資金援助をされたとし、ウクライナ向けには、クリスマスイブ前に韓国企業サムヤンフーズが寄贈した人道支援物資を積んだ大型トラック3台がバチカンに到着し、爆撃の影響が最も深刻な地域へ転送された。そこでは「電気も水も暖房もない」状態だという。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)